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狂った親子◆0dK8cK8EyQ 「おのれ…殺し合いだと…!この吉良吉影が………誰よりも平穏を望むこの私がなぜこのような目にッ!……なぜ…なぜ……。」 男、吉良吉影は爪を噛みながら夜の街でつぶやき続ける。爪から血が流れ出ているが全く噛むのをやめることはない。 よほどショックなのだろう、周りの様子を気にする様子もなく。傍らに落ちているディバッグにも気づきもせずに。 だからであろうか、意識を少しも向けていなかった足元から突然声が聞こえたのに、彼は最初は驚いた。しかしその正体を知ると…。 「おお……。わしの愛しの息子、たった一人の息子、吉影よ…。かわいそうに……。」 ディバッグの中から自力で這い出てきたのはなんと老人の上半身が飛び出している写真であった。何も知らない者が見たら、さぞや驚き震えあがることであろう。 しかし吉良吉影はこの写真の事を知っている。それもこのゲームの参加者で最も詳しく。 この―写真といえばいいのか、老人といえばいいのか―の者の名は吉良吉廣、通称写真のおやじ。何を隠そう吉良吉影の実の父親である。 癌で亡くなった後も自らのスタンド能力で写真に取り憑き吉影をサポートし続けたこの男は、このゲームでの吉良吉影の唯一の味方といっていいだろう。 写真のおやじはなおも吉影に語り続ける。 「おお……今おまえは爪を噛んでおるのかい…。人間は誰でもこの世に思いどおりにならない事がある事を幼い時に学習する………。 吉影………おまえはそんなどうしようもない時に決してわめいたりする子供ではなかったが爪をよく噛む子じゃった………。 絶望した時おまえは血が出るほど爪を噛む……。かわいそうに~~~おまえはいまとても『絶望』しているのだね……。」 「……親父。来ていたのか…。」 「突然訳のわからんところに連れてこられたかと思えば、これまた訳のわからん男にルールを説明された後、お前は支給品になれとな。 しかしまさかおまえのところに配布されるとは…。運がよかったよ。わしもおまえもなァ。」 その言葉を聞いた瞬間、吉影は爪を噛むのをやめ、写真を両手に掴み怒りを全く隠さぬ口調で怒鳴り返す。 「運がいいだとーーッ!こんな悪趣味なゲームに連れてこられた時点でどこが運がいいといえるッ!」 「すまんかった。すまんかった。そんなに怒鳴らんでくれえ~。他の参加者にも聞こえるかもしれんしのぉ~~。」 その時吉影はやっと他の参加者の事を考える。そして考えたとたんには彼の脳内にはぬぐい取れない嫌な予感が生まれていた。 「そういえば最初に説明してた僧どもが書類を配布していると言っていたな。その中に参加者の名簿もあるかもしれない。」 「それなら確か名前が羅列された紙が入ってあったわい。」 そう聞くとすぐにディバッグを漁り始める。食料だとか水だとかをかき分けながら、どう見ても見た目以上に中身が入ってあるのにも気づかずに探し続けお目当ての書類を見つけると一人も読み飛ばすことなく上から読んでいく。 読みながら吉影の体中からどんどんと汗が流れ出てくる。さすがに不自然に思った写真のおやじは思わず尋ねる。 「なんじゃッ!いったいどうしたんじゃッ!誰の名前が載ってたというんじゃッ!」 「『岸辺露伴』……『虹村億奏』……『広瀬康一』……『東方仗助』ッ!……。私を追っている奴らが4人もッ! 他の参加者の事を考えた時から嫌な予感はしていた…。だがまさか4人もいるとはッ! ダーハラとか言ったか、主催者の奴め…!この吉良吉影をどこまでイラつかせれば気がすむんだッ!私が……私がいったい何をしたというのだッ!」 その後、もう一つの書類―ルールブックを読みにかかっている吉良吉影の顔からは苛立ちが目にとれる。 写真のおやじが慌てて吉影をなだめにかかる。 「待てッ!奴らはまだおまえのこの『川尻浩作』の姿に気づいておらんッ!そうとなったらまだやりようはあるぞッ!つまり…」 写真のおやじが次の言葉を発す前に吉影は反論にかかる。 「『偽名』でも使えというつもりかッ!このルールによると6時間ごとに放送が流れ死者の名前が呼ばれるらしい…。 こんなことをされては偽名なんぞ使いようがない。そもそも私にだって4人も知っている奴がいるんだ。この殺し合いに全く知り合いがいない参加者などいないと考えていい。 そうなると偽名を使ってもいつばれるかわからん恐怖に怯えることになる。この平穏を愛する吉良吉影がどんな状況であろうともそんなことにびくびく震えながら生きていくなど絶対に許さんぞッ!」 何年も吉影を見守ってきた写真のおやじにはこの怒りがよくわかるが他に解決策は見つからない。 「だったらどうするつもりなんじゃ。名前を明かさずに信用されるわけがないぞ。」 この写真のおやじの問いに少々の間を置いた後、吉影は決意を込めた口調で答える。 「『優勝』するッ!無力な一般人を演じたまま脱出までこぎつけるのは不可能だ。必ずその過程で『闘い』をしなければならない時はくる。 奴ら4人が『殺人鬼吉良』と『キラークイーン』の能力を併せて広めていく以上そこで正体がバレるッ! この殺し合い中は協力できても脱出した後に私の正体を知った者が生き残る以上脱出は論外だ。」 しかし亡霊となってまで息子の身を案じ続けた写真のおやじにとってこの判断は納得できない。なぜなら…。 「優勝したからといって奴らが解放してくれる保証はどこにあるんじゃ。そもそも主催者の奴らにバレているのはどうするつもりなんじゃ?」 「それについても今考えているところだ…。主催者の人数が少ないなら優勝した私が下手に出ている間に殺し切れるか…? だがしかし東方仗助のような正義漢ぶった奴らに私の正体を知られて脱出した後のうのうと見失うのだけは避けなければいけないッ!」 吉影の決意が揺らがないことを知った写真のおやじも従うように決めたようだ。 「ああわかったよ、吉影。最近は不運が続いてたが、それでもおまえは乗り切ってきた。 この殺し合いでも運命はおまえに味方するはずじゃあ!わしはおまえを支え続けるからなぁ~~。」 見事このゲームでの行動方針が決定した二人だが、その目的を果たすためにどう行動するかだ。 「乗るとは決めたが、積極的に闘うことはしない。こういう場でこそ『平穏』を保たなければ。 名簿に『片桐安十郎』という男の名前が載っている。数か月前に通称『アンジェロ』と呼ばれ世間を騒がせていた脱獄囚だろう。 こいつだけじゃない。この殺し合いを成り立たせるために主催者は他に何人も下劣な殺人鬼を呼んできているはずだ。 こういう奴らを利用してうまく立ち回るッ!」 「ウケケケケケ!この殺し合い、人を殺したくはないが主催には勝てるわけがない。そんなどっちつかずな考えの愚か者がいるはず! 吉影よォ!そいつらの扇動はわしに任せるといいわいッ!」 (絶対に私は生き延びてみせるぞ!私は人を殺さずにはいられないという『サガ』を背負ってはいるが、絶対にこの困難を乗り越えて『幸福に生きてみせるぞ!』) そうして動き出した吉良吉影が先ほどまで噛んでいた爪には『かつ』の二文字が刻み込まれていた。 (吉影よ、わしのたった一人の息子。必ずやこんな場所では死なせんぞぉ!おまえを助けるためならどんな手段を使ってもなァ!ウケケケケケ! そのために邪魔なのは『東方仗助』!貴様らじゃあ!) 狂った父親は息子の身を案じ続ける。 【C-2/深夜】 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:支給品一式、ランダム支給品0~2、写真のおやじ@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない [思考・行動] 基本方針:吉良吉影の正体を知る者なしで生還する 1:マーダーを扇動して効率よく参加者を減らす 2:写真のおやじを心の弱い対主催に与え火種を作らせる 3:できる限り闘わない 4:主催者を殺す方法を考える ※参戦時期は写真のおやじと合流後~岸辺露伴が正体に感づいたことを気づくまでの間です 【写真のおやじ(吉良吉廣)@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない】 [状態]:健康 [装備]: [思考・行動] 基本方針:吉良吉影を守る 1:対主催に潜り込み扇動する 2:吉良吉影を助けるためには脱出も考慮する 3:↑のために吉良吉影の悪評をばらまかれる前に東方仗助たちを始末する ※参戦時期は吉良吉影と合流後~岸辺露伴が正体に感づいたことを気づくまでの間です ※所有者と20m以上離れることはできません ※所有権は互いの同意があれば変更可能です(所有者が死亡している場合は不要) ※その他の制限は後続の書き手にお任せします 時系列順で読む Back シャルティア様、トロピカルランドへ行く Next 至高の御方へ 投下順で読む Back シャルティア様、トロピカルランドへ行く Next Resolusion GAMESTART 吉良吉影 048 吉良吉影さんを脅かします!
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│ | / 」 \ | / / | |\ ―――――― ○ ――――,,..---....,,,,_ / ....'、 〕 \ // \ つ'' / ヘ │ │ / ,/ r‐- / ゝ ,二_..../ │ / │、 _..' ,,..-‐′ ..冖'' / ヽ`'--‐′'´ ヘ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ / l~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ./ ̄′ / j′ 」 ● ● ../ _ ′ l __ _____ ______、 7-、 / _..-丨 / ...,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、l >< '、 `ゝ、 / ..‐'´ │ / r ´ ヽ、ン、 │ >< '、 ゛''‐'´ ..-‐´ / ..‐′ '==─- -─==', i ..'、 >< イ`ー...._ -‐" ノ ..‐´ イ iゝ__,.イ人レ、!__ルヽイ i .| 」 ,, │ `゙''′ ,, ..r‐" レリイ〓〓〓/ /〓〓〓| .|、i |...┘ ゙ 、 | ゙''‐-....___............---‐''''''´( !Y!".| |/ / / / | |「 !ノ i .|__.、 ..ゝ 、 ∟ `丶、 L.',. .| | , --- 、.| |L」 ノ| .| `´ ヽ、` 、 '、―――‐‐''''''''''ー-''''''''''‐..、 ` 、 | ||ヽ| | ー'⌒ー' | || ||イ| / ヽ'゙、 \、 `ー.. ' 、 レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ `''ゝ、 '、 'tヽ ノ/‐---..ニ....、 Y| 「ごめんなさい、私甲殻類じゃないと駄目なの」 7月18日。 ゆっくりれいむは振られた。蟹に。 『ゆ゛~ゆ゛~ゆ゛~』 「五月蝿いわねぇ、いい加減泣き止みなさいよ。それが無理ならどっか他人に迷惑の掛からない静かな場所で泣け。一匹ぼっちで泣け。むしろ他人に迷惑かけてもいいから私の傍で泣くな」 博麗神社の縁側にて、夕日に向かって泣き叫ぶゆっくりれいむに霊夢が眉を顰めながら言った。 『ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛』 ゆっくりれいむ初めての失恋である。 事の発端は最近気になっていた化け蟹の須藤さんを夏の間一緒に遊びにいこうと誘ったときのことだった。 一緒に海に行って取れた蟹のバーベキューしたり、山に行って山蟹のバーべキューをしようと思っていたのに、 あの短尾下目はあっさりと振ってきたのである。 「幻想郷に海はないでしょうが」 『こまげぇごたぁい゛い゛んだよっ』 振られた今となってはもうどこに行って遊ぶことも出来ない。 「へ~あそこに遊び行ったんだ。誰と行ったの? え、誰も連れないで行ったの…………マジ?」 「えーマジぼっち!!」「ぼっちが許されるのは胎児までだよね!」「キモーイ」「キャハハハ」 そんな事を言う他人の目が耐えられないのだ。 一匹で遊びに行くことなんて恥ずかしくてできないのだ。 ゆっくりれいむはせいぜい一匹で花火大会に行くのが限度のガラスのハートの持ち主なのである。 『ゆ゛っ~~ゆ゛っゆ゛っ――』 「はぁ……しょうがないわね……。大体何で化け蟹なんかに惚れたのやら」 女は柔らかい体ゆえに男のゴツゴツとした体を求めると言うように(※幻想郷では当てにならない)、 伴侶を選ぶ祭には自分にはないものを求めるという(※自然界では当てにならない)。 ゆっくりのぽよぽよとした体(頭)は、蟹の堅い体に魅力を感じたのかもしれないと霊夢は予想する。 『かに大好き! 美味しいよね!』 「好物って意味!?」 どうしてこんなことになったんだろうとゆっくりれいむは涙する。 顔にはあまり自信が無いけど、スタイルとプロポーションには自信があった。 体で釣ればいけるかと思ってたのに。 これから先の40日、リア充とぼっちとでは大きな差が出る。 夏が明けた後の思い出話に付き合うことがどれだけ辛いことか。 あの化け蟹め、ひっくり返して音撃のオーケストラでもブチかましてやろうか? 思わず逆恨みしてしまいそうになる。 『やっぱり顔なのねぇぇぇ!!』 「あーもう! うざったい!!」 霊夢は頭をくしゃくしゃと掻きながら台所の方へとスタスタと歩き、 氷の入った冷蔵庫を開け、再び戻ってくる。 「ほら、これでも飲んでぱぁっと気晴らししなさい」 その手にはキンキンに冷えた瓶ビールがあった。 ◇ 日も暮れて大分日中の暑さも和らぎ、ぬるい風がそよそよと心地よく体を撫でる中、 茜色に染まった空を背景に霊夢とゆっくりれいむは博麗神社の縁側に座っている。 霊夢の右手には大きなジョッキがあった。 ジョッキは冷蔵庫の中に入れていたためかとても冷えており、掴んでいる右手が冷やっこい。 左手に持つ同じく冷え切ったビール瓶を傾ける。やっぱり左手が冷やっこい。 傾かれたジョッキの中にとくとくと注がれるビールは黄金色に輝き、 その炭酸のシュワシュワとした泡が存分に香る。 おっとっとと泡が零れないように縦に戻すと、泡はふんわりと蓋のように安定する。 まるでビールの冷気を逃さないようにしているかのように。 霊夢は思わずごくりと唾を飲む。 ゆっくりれいむも神妙な顔つきのままリボンをぱたぱたと羽ばたかせている。 期待を隠し切れないようだ。 それをもう一杯作り、霊夢とゆっくりれいむはジョッキを構える。 「乾杯!」 『かんぱ~い!』 カチンと互いのジョッキを鳴らした後、頭から被りたくなようなそれをグィっと煽る。 ごくり、ごくりと喉を鳴らすと、喉からビールの芳香が鼻の奥へと広がる。 喉を通ったビールは胃へと運ばれ、炭酸の心地よい刺激を胃に与えながら体の奥を冷やしきる。 爽やかな苦味が舌のみならず口全体に広がり、頭の奥をジンと痺れさせる。 「ウマイ!」 『ウマイ!』 美味かった。そう、ビールほど夏に合う酒は存在しない。 低めのアルコール度数のため乾いた身体を潤す冷水のようにガブガブと煽ることができ、 キレのある苦味は口の中を走り爽やかな後味を残す。 体内の芯と頭の奥を冷たさとアルコールが響き、それがまた快感となる。 霊夢とゆっくりれいむはクゥ~っと両目を瞑って嬉しい呻き声を上げる。 後に残った冷たさと味の余韻をひとしきり楽しむと、 霊夢とゆっくりれいむはつまみである、同じく冷蔵庫で冷やしたきゅうりの漬け物に目を向けた。 塩が水分を吸い取ったためか表面はしわくちゃとなってはいるが新鮮さ溢れる艶のある青々しい緑色をし、 中心部は水分によって瑞々しく満たされている。 それを手にとり、口に放り込む。 コリコリコリ。きゅうりの外側の程よい歯ごたえと弾力溢れる食感が口の中を踊る。 もっきゅもっきゅ。水分が飛んで凝縮された濃厚な旨味と塩のしょっぱさが口いっぱいに広がり、 それが体の隅々まで広がる錯覚。汗で塩分が抜けた体にはたまらない。 「ぱない!」 『ぱない!』 そこに更に苦み走ったビールを一口、二口、三口。ゴクゴクゴクと呑み、 漬け物の塩味で渇いた喉をまた潤す。塩味が苦味を引き立ててより一層ビールが美味しく感じる。 塩とアルコールのハーモニーが奏でられた。 『しあわせー!!』 「しあわせー!!」 生首であろうとビールは美味い。霊夢も思わず真似をする。 パァァァァと、霊夢とゆっくりれいむには後光が差したように幸せな気配を漂わせていた。 霊夢はゆっくりれいむが半分やけ酒をするかもしれないと思っていたのに、 実際にはゆっくりれいむはあっさりと機嫌を直し、ビールと漬け物に夢中になった。 美味しいものとは人だけではなく生首も幸せにするのだ。 食べることと飲めることはそれだけで素晴らしいことなのである。 ◇ 『れいむ胸貸してー! ゆっくりなぐさめてー!』 「何調子に乗って酔っ払ってんのよ。暑苦しいから却下。お風呂入ったから汗掻きたくないの」 『ケチー! せっかくれいむの小さいおっぱいで我慢してあげよーと思ったのに~!』 「小さくて悪かったわね。胸の小さな女の子の方が世の中の役に立つのよ。氷作ってビール冷やしてくれるから」 『そだねー! チルノってやつの仕業だね!』 ケラケラケラ。なんてこともなく笑いあう。 『ビールサイコー!』 「漬け物サイコー!」 この楽しみが味わえるだけでも夏という季節には価値がある。そう、夏は楽しいものなのだ。 結局のところ夏の楽しみ方なんていくらでも存在する。 皆それぞれなのだ。楽しいことは見つけたもの勝ちなのだ。 ゆっくりれいむは楽な気持ちになった。 ぼっちがなんだ、他人の目なんて気にするな。 明日から2chで夏厨の振りする遊びでもしようかな。 エロゲーも夏多く発売するしたくさんできるね。 コミケだってあるしね! 夏休みはまだ始まったばっかりさ! ゆっくりれいむの夏休みは希望に満ちていた。 『ゆっくりれいむの夏休み! ゆっくりご期待していってね!』 次の日ゆっくりれいむのパソコンが暑さでぶっ壊れた。 ゆっくりれいむの夏はバイトと倹約によって潰れたという。 ============================================= 夏休み企画。カテゴリー①の中央にあるAAです。 幻想郷は月日の現し方が現代日本と違いますが、わかりやすさのため現代日本方式にさせていただきました。 ※7月24日 若干加筆修正 6スレ 夏なのに熱燗飲みながら笑って見ていたが >「えーマジぼっち!!」「ぼっちが許されるのは胎児までだよね!」「キモーイ」「キャハハハ」 ここだけマジ凹みorz -- 名無しさん (2010-08-06 17 44 37) ↑気にすんなよ。 大丈夫どうにかなるって… Don t worry be happy -- 名無しさん (2010-08-09 22 05 00) 名前 コメント
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BEFORE NDM-01 「学園編 シーズン1 恋する出会いの春」 NEXT NDM-03 「学園編 シーズン3 秋に告げた気持ち」 学園編2番目のエキスパンション。全60種類。シーズンシンボルは「夏」。 基本セットのカードを基盤にしたセット。前弾に引き続き、味方をサポートする能力が多く、新たなキーワード能力に味方を守る「友情」が登場。 新種族にライトロード、フレイムロード、バイオロードと3つのロード種族や光のワルキューレに加え、ウィンナーのような特殊種族マシュマロが追加された。この2つはウィナのライバルであるマシロが持っている。 背景ストーリー ここは超獣学園――科学や魔法が充分に発展し、超獣たちが暮らす自然豊かな土地に恵まれた、どこかの世界のとある一つの学園。多くのクリーチャーが勉学に勤しんだり、呪文の研究をしたり、スポーツに励んだり、青春を満喫している場所である。各学年は1年、2年、3年と別れており、年齢に関係なく半年に1回の進級試験に合格すれば進級できるようになっている。そして3年の卒業試験に合格すると・・・。 2つの組織の対立は夏になっても治まらなかった。桜恋会は支持を得るために学園内の設備を整え、貢献をし始めた。一方聖徒会も警備を強め、学園内で小さな問題が起きる度に、新たに厳格な校則を作っていくようになった。その上、桜恋会の妨害をするような校則を作るという暴挙にも出た。しかし、まだ2つの生徒会はこの裏でどのような理由で対立したのかは、まだほとんどの人が知り得なかった・・・・・・彼を除けば。 そんな中、学園で人智を超えた才能を持つ者にのみ与えられる「ノーレッジ」の称号を得た者が現れた。ノーレッジを得たメモルは、自分の目標に向かい、どこかへ出かけてしまった。しかし、このような生徒が出たことは学園では実に久しいことであり、緊張感が漂う学園にとってはとても喜ばしい出来事であったのだ。・・・そう、あくまで学園にとっては。 ウィナがウィン・ドラゴンに恋をしてから数か月。いよいよ夏休みのシーズンに入った。ウィナはウィン・ドラゴンが所属しているDM部に入り、新しい友達や先輩もできた。夏休み中には皆で海に行ったり、キャンプをしたり、お祭りを楽しんだりした。ウィナは日々少しずつ、ウィン・ドラゴンとの距離を縮めながら、彼の長所を色々発見して、たくさんの想い出を作っていくのであった。 収録カード ウィニング 1種類 《エンペラー・ノーレッジ》 スーパーレア 4種類 《英知フィゼロス》 《死皇帝チェアーマン》 《超合金アロイ・ケミスト》 《超空要塞インステリア》 ベリーレア 5種類 《願い事「夢を叶えたい」》 《ウォルタネーター》 《魔商ダーク・フリーダム》 《カラミティ・リュウセイファイア》 《グルメコース・アミノ・ガラクタン》 レア 15種類 《真姫ドレミファ・ソーラー》 《天文草》 《ダイヤモンド・リストカッター》 《キング・プール》 《レスキュー・シグナル119》 《アルティメット・ブレイン》 《質問する者ナゾ・ナゾン》 《キャッシュ・ウォレット》 《浪人葬流》 《メチルアルコール・ワイバーン》 《ポエマーザウルス》 《カースト・ショック》 《シェル・ドーミトリー》 《名答するナルドー・ホーン》 《マネー・クライシス》 アンコモン 15種類 《守護聖天コトバ・イウ》 《古典の伝道師ヲカシ》 《栄光のヒロイン☆マシロ》 《クリスタル・ライター》 《プラスチックス》 《ディープ・キス》 《奇声虫クジョー・ワーム》 《性欲の影チカン・トレイン》 《窃盗怪人マキンビー》 《機神装甲ヴァルゼオイ》 《警備員ピーポー》 《号令係シツキヨ》 《大勇者「堂々面接」》 《絆の輪》 《怠慢妖精ダルダルマン》 コモン 20種類 《予言者ウィンチ》 《電磁力の使徒マグネール》 《物件の守護者レゴ・パレス》 《ロジック・ドジック》 《ウィンドゥズ》 《ビビリン》 《アクア・スイマー》 《マインド・シーカー》 《分かち合う者ウィンウィン》 《ギガビット》 《教室の影ウスーイ・クーキ》 《クリティカル・マーカー》 《情熱のヒロイン♡ウィナ》 《筆箱男爵ブンブン・ボーグ》 《サッポ・トッポ》 《レッツ!キャンプファイアー》 《婚活妖精ラブラブ・ウィンクル》 《跳越するジャンピング・ホーン》 《内気妖精ハレンチ》 《転入生オリエンテーション》 参考 学園編 エキスパンションリスト 名前 コメント すべてのコメントを見る
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RK-253 親子の絆 種類: カテゴリ: 必要パワー: 特徴: テキスト: 対応FAQ 公式回答 Q 敵軍常駐置き場に「RK-253 親子の絆」が配置されています。対戦相手が太字部分の「相手は1枚ドローしてから自分自身の手札を1枚選び、自分自身の山札の下に戻す」の実行を求めてきました。これを拒否することはできますか? A いいえ、できません。
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犯行は計画的に Burglars Afoot 『女王陛下のボディガード/覇王陛下のシークレットサービス』途中で、テネブラス・タングルのノーラスポータル近くにいるフーラック、Jabber Longwind( -22, 21, 244)と話すとクエストスタート。 テネブラス・タングル、ノーラスポータル近くの滝(78, 16, 176)を落ちる。 隠された避難所にいる所属都市の使者と話した後、テネブラス・タングル川沿いにあるドローグのツリーハウスに登る。最初の木(-64, 78, -42)は滝の近くで、2番目の木(35, 41, 95)は川の上流にある。 川の上流にあるダンジョン、テンプル・オブ・スケイルの入り口の滝のあたり(-13, 47, -170)に現れるa Herald of Dar(Lv58ソロ)を倒し、「スケイルボーンの地図のノート」を手に入れる。a Herald of DarのRepopは15分。 「スケイルボーンの地図のノート」を調べる。(No-Tradeでないので回し読み可能) Soundless Guardian(-112, 74, -112)を倒す。ピラミッドにHewn Stone Drakeとともに現れるのでドレイクを下段から倒していくとアクティブになる。Soundless GuardianのRepopは2時間。Soundless Guardianを倒すと、地図が手に入るがこれは別のクエストで使用する。 次の3ヶ所を巡り、死体(a corpse)を調べて、手がかりを採集する。(再度採集可能になるのは5分程度)ヴルタックのあさり場(-710, +171, -79) 恐怖に汚染された島(46, 244, 775) ゲイザー島(1006, 467, -124) 「アンシーンハンドのカード型パズル」が手に入るので読む。なお、読み終わるとタイマーが始まるのでテネブラス・タングルの飼育施設で読むとよい。 パズルの質問に答える。全部で8問ある。読み終わると15分のタイマー開始。 制限時間内にドレイクの飼育施設にある、桟橋のような板の端に落ちている手紙( 371, -115, 510)を読む。 Drippy Darkpaw(Lv61ヒロイック)が現れるの倒す。Drippyはふっとばしあり。 飼育施設の岩陰にある金庫(562, -147, 641)を調べるとクエスト完了。 『コインを追って:スケイルボーンの聖所』へつづく 報酬 お金 バイルズの円盤 答え クロウの酒場 アイアントウズ・イースト亭 P.T. Irontoe カラディム Crow クロウの墓所 Fippy Darkpaw Ping Fuzzlecutter
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 鮭といくらの親子寿司 <材料> A…(お米3c、酢90cc、砂糖大3、塩小1、水210cc) 鮭 2切 いくら 白ごま適当 しその葉(細切り)3~5枚 <作り方> 1.大ソースパンにAを入れ、上に鮭を並べて火にかける。(中火→カタカタ→ 弱火10分→10分蒸らす) 2.鮭の皮と骨を取って混ぜ、いくらをのせ、ごまとしそを飾って完成! link_pdfプラグインはご利用いただけなくなりました。
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163 名前:【SS】夏休みのノルマ 1/4[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 16 20.23 ID w+DBVFUD0 [4/10] 京介「もう夏休みも終わりか。 なあ桐乃。おまえはもう夏休みの宿題終わったのか?」 桐乃「七月には終わらせたよ。 兄貴は?」 京介「俺は受験生だからな。 受験勉強が夏休みの宿題の代わりってことで、ほとんど出されなかったよ。 だからとっくのとうに終わってるぜ」 桐乃「そうなんだ」 京介「夏休み前に立てたノルマも大体達成できたしな」 桐乃「ノルマ? どんなの?」 京介「・・・・・・言わなきゃ駄目か?」 桐乃「聞きたい」 京介「俺のノルマはだな、 1.模試でB判定以上をとること。 2.桐乃と黒猫、沙織と一緒に夏コミに行くこと。 それと・・・・・・」 桐乃「それと?」 京介「・・・・・・桐乃と少しだけでも仲良くなることだ」 桐乃「・・・・・・シスコン」カァァァ 京介「うっせぇ。 そういうおまえはどうなんだよ」 桐乃「あ、あたし? ・・・・・・言わなきゃダメ?」 京介「俺は恥ずかしかったが言ったぞ」 桐乃「うっ。 ・・・・・・わかった。ちょっと待ってて」トタトタ バタン 京介「なんか取りに言ったのか?」 バタン 京介(なんかノートを持ってきたな) 桐乃「あたしはあんたと違って半分くらいしか達成できなかったんだけど・・・・・・」 京介「そうなのか? おまえなら立てた目標はなにが何でも達成しそうなもんなんだけどな」 桐乃「かなり難易度高めに設定したからね。 それでも達成したかったんだけど・・・・・・」 京介「頑張っても無理だったのか。 今日一日で達成するのはもう無理なのか? 俺でよかったら力になるぜ」 桐乃「あんたが協力してくれるなら、全部達成できると思うけど・・・・・・」 京介「そうか。なら今日中に済ませちまおうぜ。 そのノートにノルマが書かれてるんだろ? 見せてくれよ」 桐乃「・・・・・・見たい?」 京介「見なきゃ協力できないだろうが」 桐乃「そうなんだけど・・・・・・ 見ても後悔しない?笑わない?」 京介「笑うわけないだろうが。 後悔だってしない。 桐乃は俺の大切な妹だからな、どんな無茶なノルマでも全力を尽くしてやるぜ」 桐乃「そう・・・・・・ じゃあ、見てもいいよ」 京介「どれどれ」ペラ 166 名前:【SS】夏休みのノルマ 2/4[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 16 51.76 ID w+DBVFUD0 [5/10] ○京介を名前で呼ぶ 京介に抱きしめてもらう ○京介をハグする 京介に耳かきしてもらう ○京介とデートする ○京介に助けてもらったお返しをする ○少しだけでも素直になる 京介に「あ~ん」してもらう 京介と添い寝する 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」ドキドキ 京介「・・・・・・なあ桐乃」 桐乃「なに!?」ドキドキ 京介「なんか九月のイベントにすでに丸がついてるんだが」 桐乃「気にしないで。Twitterと同じでパラレルだから」 京介「そうなのか。 じゃあ、こっちが本命なんだが― おまえ、俺のこと好きだったの?」 桐乃「そういうわけじゃないから!」 京介「じゃ、じゃあどういうわけなんだよ」 桐乃「あたしたちさ、この間まで仲悪かったじゃん? だからさ、あんたと同じであたしも京介と仲良くなろうと思ったの!」 京介「そうなのか・・・・・・ でもこれはやりすぎじゃないか?」 桐乃「せなちーとか、クラスの子に仲のいい兄妹ってなにするのか聞いてみたの。 その話から、これ位すればあたしたちも前みたいに仲良くなれるかなーって」 桐乃(本当は『どれくらいしちゃったらブラコンなのかな?』の答えなんだけど) 京介「そうなのか・・・・・・ 世の中の兄妹ってのは、俺が思っている以上に仲良しなんだな。 なら、これを全部やらなくちゃ俺も『桐乃と仲良くなる』ノルマを達成したとは言えないわけだ。 よし!やるか! 桐乃、こっち来い!」 桐乃「・・・・・・!」ビク 桐乃「・・・・・・」コクリ スタスタ 京介「まずは桐乃を抱きしめるぞ。 いいんだよな?」 桐乃「・・・・・・」コクリ 桐乃「恥ずかしいから、後ろから抱いて・・・・・・」カァァァァ 京介「そ、そうか。 じゃあ、いくぞ」 ぎゅぅぅぅぅぅ 桐乃「ちょっと、強いよ・・・・・・」 京介「悪い。もっと優しくしたほうがいいよな」 桐乃「・・・・・・京介がしたいなら、もっと強くてもいいよ。 あんたに力いっぱい抱きしめられるの、嫌いじゃないみたいだし」カァァァ 京介「そうか。嫌だったり、痛かったりしたら言ってくれよ」カァァァ 桐乃「うん・・・・・・」 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」 167 名前:【SS】夏休みのノルマ 3/4[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 17 20.89 ID w+DBVFUD0 [6/10] ・・・・・・ 一時間後 ・・・・・・ 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・ねえ、そろそろ」 京介「そ、そうだな」 桐乃「うん、じゃあ次は」 京介「次は前からだな」 桐乃「え!?」 京介「あれ?違ったか?」 桐乃「ううん!違わない!」 京介「じゃあ、前から失礼して・・・・・・」 ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ 桐乃「~~~~!!!!!」 ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ 桐乃(京介、顔が近いよ・・・・・・) ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ 京介(桐乃も俺の背中に手を回してきた・・・・・・ なんか、気持ちいいな) ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 京介「つ、次で終わりか・・・・・・」ハァハァ… 桐乃「う、うん」ハァハァ… 京介「親父もお袋もいなくて助かったな」 桐乃「そうだね。 お父さんたちの前で『あ~ん』なんてできないもんね」 京介「おまえの思いつきの『二本のストローでジュースを飲む』もな」 桐乃(気をつけたけど、あたしの唾液とかジュースに混じらなかったよね?) 京介(あのジュース、桐乃の味がした気がしたが、気のせいだよな) 桐乃「あんたなんかあたしの唇についたご飯粒食べちゃうし」 京介「お、おまえだって汚れた俺の指をたっぷり舐めてたじゃねえか!」カァァァァ 桐乃「~~~~!」カァァァァ 京介「・・・・・・これ以上の言い合いはお互い恥ずかしくなるだけだ。止めとこうぜ」 桐乃「そうだね。 仲良し兄妹なら口移しで食べたりするらしいけど、それは今度の目標だね」 京介「マジかよ・・・・・・パネェな、仲良し兄妹」 桐乃(さすがに嘘だって気づいたかな?) 京介(兄妹ってすごいところまで許されるんだな。 兄妹なんだし、口移しって言っても咥えて渡すだけじゃないよな。 相手が食べやすいようにちゃんと良く噛んだのを渡すんだよな。 果たして、俺は正気でいられるのか?) 桐乃「耳かきは気持ちよかったよ」 桐乃(京介のふとももの上だと、京介のにおいがいつもより強かったな。 どうせなら、寝返りうって京介のほうを向けばよかったかな?) 京介「おまえの耳かきも気持ちよかったぜ。 初めは奥に突き刺されないか心配だったけどな」 京介(そして何より、桐乃のふとももの感触が素晴らしかった・・・・・・ あのまま寝たらどんな夢を見たんだろうな) 168 名前:【SS】夏休みのノルマ 4/4[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 17 42.98 ID w+DBVFUD0 [7/10] 桐乃「ノルマはあと一つだね。 ・・・・・・する?」 京介「確か添い寝だったな。 今の俺ならそれ位楽勝だぜ!」 桐乃「添い寝?何のこと?」 京介「いや、確かに添い寝って書いてあったぞ」 桐乃「・・・・・・」スッ 京介とにギュッと抱きしめてもらいながら寝る 京介「書き換わってる!?」 桐乃「なんのこと?」 京介「とぼけても無駄だぞ! 消して書き直したあとが残ってるじゃねえか!」 桐乃「ちっ。気づいたか。 ・・・・・・京介はダメだと思うかな?」 京介「さすがに不味いんじゃねえか?」 桐乃「抱き合うのも、添い寝するのもOKなんだから、 抱き合いながら寝るのもOKじゃない?」 京介「・・・・・・なんかそう言われるとそういう気がしてきたな」 桐乃「京介はあたしを抱いて寝るの、イヤ?」 京介(なんて表情するんだよ・・・・・・ そんな顔されると断れねえじゃねえか) 京介「・・・・・・今日のおまえ、すごい素直に甘えてくるな」 桐乃「・・・・・・今日で夏休み終わりじゃん? 明日からは学校が始まるし、そうなればあんたと一緒にいられる時間も減っちゃうからさ。 だから、今日だけ特別」 京介「・・・・・・そうか。よし!一緒にねるか!」 桐乃「うん!」 もぞもぞ 京介「おい桐乃、寝ぼけてヘンなところ触っても殴るなよ」 桐乃「殴らないって。 どうせあんたは寝相が悪いだろうし、それくらい覚悟してるよ。 あたしは抱き枕抱いて寝るときは起きても抱きついたままだし、あんたを蹴っちゃう事はないと思うよ」 京介(ってことは、朝まで抱きつかれっぱなしか。 隙を見て離れることもできねえな) 京介「桐乃」 桐乃「なに?」 京介「おやすみな」ギュッ 桐乃「うん。おやすみ」ギュッ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「あんた、いつまで寝る気なの?もう朝だよ」 京介「んん・・・・・・朝か」 京介(明け方まで眠れないかと思ったが、逆にぐっすり眠れたな) 桐乃「早く着替えないと学校に遅れるよ」 京介「そうか。起こしてくれてありがとうな」 桐乃「どういたしまして。 あたしもあんたのおかげで『十個』のノルマが達成できたから、これでおあいこね」 京介(あれ?ノルマって十個だったっけ?まあ、俺の記憶違いだろ) 桐乃「京介」 京介「なんだ?」 桐乃「おはよう!今日からまたよろしくね!」 京介「ああ、おはよう。これからも仲良くやろうな」 171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 22 50.03 ID i/KNCz9P0 [3/5] 163 165-168 素晴らしかった!素直な兄妹がもうたまりませんな!w 夏休み最後だからってここまでバカップル化できるなら、これからは 「1週間の最後だから」とか「1日の最後だから」とか言ってもっとイチャラブしてくれ!w 途中挟んでしまって申し訳なかった 173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 19 42 46.61 ID w+DBVFUD0 [8/10] 171 こんな感じか。 京介(次にあんな素直な桐乃を見るのは来年の夏休みか、それとも冬休みの終わりか・・・・・・ 随分と長く感じるぜ) コンコン 京介「なんだ?」 ガチャ 桐乃「・・・・・・」 京介「どうかしたのか?」 桐乃「・・・・・・もう今日が終わるじゃん? 明日も学校だし、そうなると明日の学校が終わるまで一緒にいられないじゃん。 だから・・・・・・」 京介「・・・・・・そうか。 よし!一緒にねるか!」 桐乃「うん!」 -------------
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【分類】 思いつき 独自研究霊長 創作 目次 【分類】 【概要】 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 第一段階 第二段階 第三段階 第四段階 出来ない 出来る 受け入れられない 受け入れられる 受け入れられない 受け入れられる 一般?免疫が全くない? ライトにわか?初心者? 自称中級者? ヘヴィ上級者? 第三段階の人で立場や外聞など、周囲の基準に頼る人? 逆に見栄を張って、寛容さを出そうとして騙される?裸の王様? 周囲の基準に適わない物は受け入れられない? 器が小さい? 出来ない段階から、出来る段階に移行するときに、今まで見えてなかった歪みが見えるようになる?それまで好きだったものが嫌いになる? 第四段階はハードルが低い?悟り? 妥協? 裸の王様よりはまし? 作家の勢いや熱意がなくなるのにも関係している? 緊張感が無い? 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/アニメや特撮などのオタクが視聴する基準 ★★★ 創作/得意科目とレーティング ★★★ 創作/購買力について ★★★ 創作/理想的な大衆向けの深さ ★★★ 創作/プロパガンダと活力 ★★★ 創作/作為的な流行や名作 ★★★ 創作/流行や趣味について ★★★ 創作/オリジナルの重圧 ★★★ 創作/創作していく上での強迫観念みたいなもの ★★★ 創作/妥協と克服と自由 ★★★ 創作/市民権 ★★★ タグ 創作 霊長 最終更新日時 2014-01-29 冒頭へ
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前日へ 745 :■■■■ 27日目 昨日のコンパ、特に当たり障りなく終わった。 美待の野郎は相変わらずの傍若無人っぷりだったけど女子には真摯に対応していたんで良しとしよう。 根暗兄妹は結局ふたりきりで話してることが多かったな。もう少しいろんな奴と交流すればいいのだが、 それは今後の成長として見守っていく所存である。 桃園先生は、ひたすら女子に絡もうとしていたが、途中同僚の人に見つかってフェードアウト、言い様だったぜ。 俺はというと、崎野から恋話を聞こうとしたところで啄に邪魔され貴重なチャンスを棒に振っちまった。その後はみんなでド定番の王様ゲームやら、人生ゲームをして終了といったところだ。 遊ぶ内容としては充実していたが、俺としては少し物足りなかったり… 闇城「…っと、こんなものか」 闇城「日記もついにここまで埋まったか、感慨深いな」フム ミーン ミーン 闇城「つうか、セミうるせえ」 闇城「やっぱ外だとこんなに聞こえてくるもんなのか…」 ミーン ミーン ミーン ミーン 闇城「しっかし遅いな 746のやつ。ここで待ち合わせって言ってたのに」 746 誰との待ち合わせ? 746 :■■■■ 前回の合コンで出そびれた破輩先輩 747 :■■■■ 破輩「すまん。待たせたな」 闇城「ホントっすよ。あまりにも暇なもんだから外で日記なんか付けてました」 破輩「日記?お前がか…?」キョトン 破輩「意外とマメなところがあるんだな」プッ 闇城「なぜそこで笑う?!」 破輩「そんなことはどうでもいい。さっさと行くぞ」 闇城「行くってどこにっすか。用事があるから付き合えとしか聞いてないんだけど」 闇城「できれば面倒ごとには…」ハハ 破輩「阿呆だな。お前は」 闇城「へ?」 破輩「私との用事で今までめんどくさくないものだった例があるか?」ニヤ 闇城「デスヨネー」 748 :■■■■ ◇ テクテク 闇城「それで、なにか手がかりは見つかったんすか」 破輩「いや、特には」 闇城「あらま。もう夏休みも終わりっすよ」 破輩「そうだな。グズグズはしていられない」 破輩「だがここで一つ気になる情報が舞い込んできた」 闇城「?」 破輩「噂によると、とある一画で風輪生らしき人物の何人かがもめていたとのこと」 破輩「やめるだのやめないだの、分裂だの下克上だの」 破輩「どれもあまり穏やかではないワードだな」 749 :■■■■ 闇城「そいつらも一枚岩じゃなかったってことかね?」 破輩「そうかもな。だとすれば組織としての結束が弱まっている今がチャンスとも考えられるな」 闇城「そりゃそうっすけど、それだけの手がかりじゃどう切り込んでいけばいいものやら」 破輩「いやここでもう一つキーとなるワードがある。その会話の中で一人の風輪生の名が聞こえてきたらしい」 闇城「もしかしたらそいつがなにかしらの関わりを持ってるかも…ってことっすね」 破輩「その通り。だから今そいつのもとに向かってる」 破輩「 760のところにな」 760 名前が上がった人物とは? 1 黒丹羽 2 一善 3 坂東将生 4 神奈音響 5 その他(風輪生) 750 :■■■■ みすた 751で 751 :■■■■ 実は初出の3 752 :■■■■ 闇城「坂東将生…?」 破輩「なんだ?心当たりでもあるのか」 闇城「いやまったく」アッケラカン 闇城「その坂東って奴は学校じゃどんな人物なんだ?」 破輩「学年は私と同じだがそこまで目立つやつじゃないな」 破輩「いや外見はかなり目立つ方なんだが、不良かと言われればそう言うほどでもない」 破輩「前に一度理科室の電子機器を壊したんで説教したくらいか」 闇城「ふ~ん。ま、とりあえず行ってみようぜ。実際会って話したほうがわかるだろ」 破輩「そうだな、男子寮はもうすぐだ」 753 :■■■■ ◇ 風輪学園・男子寮 破輩「え~と、確かこの階だったな」 闇城「意外と綺麗なんだな」キョロキョロ 破輩「当たり前だ、風紀委員がここの点検も行ってるんだから」 闇城「げ、そんなことまでやんのですかい」 破輩「当たり前だろ? おっ、この部屋だ」 闇城「よし潜入!って…」 ガチャガチャ 闇城「鍵がかかってるな…」 破輩「インターホンを鳴らしても反応がない」 闇城「留守ですかい?」 破輩「いや、居留守かも知れない」 破輩「合鍵は既に調達済みだ。入ってみるとするか」キラン 754 :■■■■ 闇城「いいんすか、プライバシーの侵害なんじゃ」 破輩「状況が状況だからなもう手段を選んでる余裕も少ないんだよ」 破輩「それにいいだろ?男なんて見られて困るのはベットの下くらいなんだから」 闇城「それは色々と独断と偏見があるような…」ヒテイハデキナイガ ガチャ 破輩「よし。開いた」 闇城「すまぬ。坂東って人。これも事件解決のためと思って…」 ◇ 部屋 破輩「ふ~む。予想はしていたが相当散らかってるな」 闇城「夏なんだから生ごみはせめて片付けてくれよ」クセッ 闇城「つーかエロ本も普通に散乱してるし。何のためにベッド下という空間があるのか」 破輩「――! これは…」 闇城「なにか見つけたんすか?」 破輩「これは… 755か?」 1 血痕 2 何かの鍵 3 何かの計画書 4 その他 755 :■■■■ 3 756 :■■■■ 破輩「計画書…にしてはやけにざっくりとしたものだな」 闇城「どれどれ」パシッ 【新リーダー就任式】 8月27日 午後4時 例の場所にて開始。絶対参加。 これに参加しない者は後の粛清対象として重罰に処す。 旧リーダーの解任と承認をもってこの会を終了とする。 闇城「なんだこれ」 破輩「坂東が何かしらの組織に入っているという話は聞かないが、これを見る限りだとどこかの組織のものだな」 闇城「ヘッドの交代か?なんかスキルアウトみたいだな」 破輩「坂東は能力者だ。スキルアウトということはないだろう」ウム 闇城「あ、そっか。じゃあなんなんだこれ?」 破輩「…」 757 :■■■■ 闇城「日付は今日になってるぜ? 午後4時からだと今から2時間弱ってところか」 破輩「場所がわからないんじゃな。何かのヒントでもあれば良いんだが」 闇城「潜入する気ですかい」 破輩「ああ。もしかしたらこの組織が風輪を荒らす奴らの巣窟という可能性もある」 闇城「あ、そっか…」 闇城「じゃあなおさら時間には間に合わせねえと」 破輩「よし。時間もないことだ。一回、支部に戻るぞ」 闇城「何か考えが?」 破輩「ああ、うちの情報担当を舐めるんじゃないぞ」ニッ 758 :■■■■ ◇ 病院にて アルジュナ「こんなものか…と」フゥ アルジュナ「うっし、ようやくここともおさらばだ。グッバイまずい病院食。そしてようこそクリシュナの手作りご飯!」 アルジュナ「傷が癒えるのにまさかここまで時間がかかるとはな、いや退屈だったね」 アルジュナ「そしてこれからもこんな退屈な生活を送るであろうお前さんには同情だネ」 アルジュナ「って、無視かヨ!?このクソ仏頂面!」 黒丹羽「…」 アルジュナ「どうしたんだヨ。そんな携帯をまじまじと見つめて」 アルジュナ「ツーカ。いつも以上に無口だナ?」 アルジュナ「ははーん。さてはいつもの子が見舞いに来てくれないから落ち込んでんだろ」ヒュー 759 :■■■■ 黒丹羽「…」カチャ アルジュナ「お、ようやくこっち向いたか」 黒丹羽「…」スクッ アルジュナ「で、無視と…つーかどうした。まだ傷治りきってないんだろ。なに出かけようとしてんだよ」 黒丹羽「…」 アルジュナ「オーケィオーケィ。そんなに俺様と話すのがイヤナンデスネ。アルジュナショックだわ。いやマジで」 アルジュナ「ってマジで出て行く気か!?やめとけやめとけ。また入院期間を伸ばすだけだぞ」 黒丹羽「さっきからうるさい。ただの散歩だ」 黒丹羽「体慣らしの運動も兼ねてのな」 アルジュナ「ほ~ん。知らねえからナ。また看護師サンに怒られても。あ、でも俺も今日でいなくなるんだから関係ないか」ハハハ 760 :■■■■ 黒丹羽「じゃあな、インド。もうその暑苦しい顔見せるなよ」ガラッ アルジュナ「インドって!?」 アルジュナ「まじで行っちまいやがった…」 アルジュナ「…」フーム ◇ 例の場所 一善「さぁて。今日は楽しい楽しいお祭りだ」 一善「楽しもうじゃねェか」キヒ 坂東将生「…」 神奈音響「も、問題ないYO」 中円良朝「ついに木原さんがこの組織のリーダとなる日が来たんですね。あぁ…楽しみだなあ」 一善「あぁ。いい加減奴のヌルいやり方にもイライラしていたからョ。俺があいつの下ってわけじゃねえが、ま、つまるところの下克上だ」ニッ 坂東「…なあ木原」 一善「なんだョ」 坂東「お前がトップになったらどう変わるんだ?」 761 :■■■■ 一善「聞きてぇか。そうだな」 一善「これだけの能力者が揃ってるんだ。学園内なんてちっぽけな場所は飛び出してもっともっと闇に沈んでいこうじゃねか」 一善「テメエら一般人は知らねえだろうがョ。この街にゃ腐るほど闇が転がってやがる」 一善「そこで活動する奴らは通常じゃ考えられないほどの金、女、権力を持ってんだ」 一善「どうだ。フェアじゃねえよな?そこでふんぞり返ってるクソどもの足元を掬ってみたくはねえか?」ニィ 一善「そしてそいつらが持つものを俺らが奪取すんだョ。面白そうだろ」 神奈「さっすが木原さんだYO!スケールが違う、レベルが違う!アンタをリーダーで問題ないYO」 坂東「…それにはどれだけのリスクがある?今でさえ風紀委員に嗅ぎ回られているというのに」 一善「ビビってんじゃねえョ。安心しろ闇に浸かれば身を隠すのも証拠隠滅も楽勝だ。そういったバックアップは腐るほどある」 一善「そうだな。問題があるとするなら――」 一善「雑魚が少し死ぬくらいか」 ざわ… ざわ… 762 :■■■■ 坂東「死のリスクがあんのか」 一善「ったりめえだろ?こんなお遊びとはわけが違うんだ」 一善「ハイリスクハイリターン結構じゃねえか。こんぐらいのスリルがなきゃつまんねえョ!なぁそう思うだろ中円!」 中円「は…っ、はい!」 一善「というわけだ。わかってくれたかな坂東クゥン?」 坂東「…」 中円「しかし、今のリーダーは来るんですかね?その人も木原さんと長い付き合いですし、ここに来ればどうなるかはわかってると思うんですが」 一善「あぁ…奴はここで処刑する、再起不能になるまでな」キヒッ 一善「何があったかしらねえが牙を抜かれた獣はもはや使い物になんねえからな。だが放置しておくのも危険だ」 一善「だからこそ怪我で弱っているところを狙う。この人数と設備だ。レベル4と言えど楽勝だぜ」 一善「もちろん奴はそれを知ってる、だが来なくちゃいけない理由があるんだよな。どうしても」 バッ 坂東「木原…お前」 神奈「イッツクレイジー!」 763 :■■■■ 白高城「…ンーッ…ンーッ!」ジタバタ 一善「ほぅらこうやればどうよ!人質なんてベタだがョ。ああいうあまちゃんには効果的ってわけだ」 坂東「かつての仲間を…お前…!」ギリッ 一善「仲間ァ…?何抜かしてんだ坂東。こいつはそんなんじゃねえよ」 一善「こいつはただあのヤローのためにホイホイついてきたクソビッチお花畑だョ」 一善「俺らのことなんかなんも考えていねえ。そんな奴が仲間なわけねえよなぁ」 神奈「裏切りは粛清!修正!はやくせい!」 坂東「…」ギリ 一善「しかしバカだよな。どうせ意識も回復しないレベルで処刑されるんだから、こいつが無事開放されるところを見届けられるわけもねえのに」カカッ 一善「ま、奴が死んだ後のメインディシュとして存分に嬲ってやれ。これは俺からのプレゼントだ」ニィィ ワーワーワー 神奈「その心意気!俺心ノリノリ!いえー!」 中円「…」 坂東「…」クッ 764 :■■■■ 道原歩「さっすが、木原さぁん!やることのレベルが高すぎてちびっちまいそうだずぇ!」 道原「ふひ、ふひ。はやくメインディシュの時間にならないかなぁ…」チラッ 白高城「…ぃゃぁ!!」ゾッ 一善「おいおい、慌てんなョ。まだ主役が…」 ドォオオオオオオオオオ!! 坂東「!!?」 神奈「OH! 壁が爆発! 心臓はバクバク!」 ザワザワ ナンダナンダ イッタイナニガ マサカキタノカ!? 一善「3時45分。15分前行動たぁいい心がけじゃねえか」ニィ ??「…」 一善「――――なあ? 第六位さんョ」 黒丹羽「…」フン 765 :■■■■ ◇ 春咲桜「顔データとの照合完了…この男は坂東将生で間違いありません」 破輩「そうか。でかしたぞ春咲!」 闇城「まさか、男子寮周辺の監視カメラ全てにアクセスしてここ数時間の映像から坂東を見つけ出すとはな」 闇城「さっすが風紀委員…俺にはできそうにないぜ」ゴクリ 破輩「坂東を確認できた監視カメラの場所と地図を照らしあわせていくと…」キュッキュッ バン 破輩「おそらくここ周辺ってことになるな」 闇城「?…ここらへんって研究所くらいしかなくないか?それも随分と前に閉鎖された」 破輩「そうだな。不良の隠れ家にはうってつけというわけだ」 春咲「随分と…濃厚になってきた」 766 :■■■■ 闇城「どうする?行ってみるか」 破輩「もちろんだ。春咲はこのことを支部員に連絡、各自あとで私が指定するポイントに集まるよう言っといてくれ」 春咲「了解…」 破輩「私達だけでも先に行っておこう。もう開始予定の時刻まで25分ほどしかない」 闇城「了解であります先輩殿!」ビシッ 767 :■■■■ 一善「ありがとョ。素直に華を添えに来てくれて」 黒丹羽「…はっ」 一善「俺としても才ある者を殺すのはおしぃんだけどヨ…障害になるっつーなら話は別なんだぁ…」 一善「だからここでスリ潰れろ」ギンッ 黒丹羽「お前がそんな下らないことに執着するとは意外だったな」 黒丹羽「だが、言ったはずだ。もうこのくだらねえ集まり自体解散させると」 黒丹羽「俺はここに来たのはそれを知らせるためだ。特にリーダー交代とか抜かしてるアホどもにな」ニヤ 一善「解散?そんなことを思っているのはテメエだけだぜ?」 一善「なぁお前ら…そうだろッッッ!!!」 オー ソウダー 神奈「当たり前だのクラッカー!」 中円「ここまで来たら…もう引き下がれない」ギリッ 坂東「…」 坂東(こんなの…こんなのがあっていいのか) 坂東(俺は…) 768 坂東の選択は? 秒数一桁で決定。 1 黒丹羽に加勢 単独 2 木原につく 3 黒丹羽に加勢 仲間と 4 木原につく 5 黒丹羽に加勢 単独 6 木原につく 7 黒丹羽に加勢 単独 8 木原につく 9 黒丹羽に加勢 仲間と 0 769 768 :■■■■:2015/07/28(火) 21 28 33 板東がこの先生きのこるには 769 :■■■■ 坂東「ええい!!」 坂東「やめだやめだ!!」 一善「ぁぁん?」ギロ 坂東「こんなのクソつまんねえ。俺はこんなんじゃ笑えねえ」 坂東「そうだ。俺はもともとただ仲間と馬鹿騒ぎしたかっただけなんだ」 坂東「この街の闇にも、リーダーにも興味なんてねえ」 坂東「俺は降りるぜ。そしてこんなのぶっ潰してやる」ドン 仲間A「俺もです!木原から逃げてきた俺をかくまってくれたのは坂東さんだ。坂東さんがいないここにようはねえ!」 ワーワー オレモダ オレモダー 中円「お前ら…裏切る気か」 坂東「そもそもテメエらの派閥とは犬猿の仲だ。このほうが自然体で良いじゃねえか」ニィ 神奈「ワオ。命を粗末に♪ そ・そ・粗末に♪ こんなところにバカ発見!」 一善「所詮ポンコツの集まりか。まあいい。どうせ使えなかったら消す予定だったしな」 一善「少し早いゴミ掃除だ。一緒に片付けてやるョ!!」 770 :■■■■ 坂東「らぁ!!」 道原「うげっ!!」ドゴォ 坂東「バカなやつだな。人質を裏切りそうなやつの近くに配置しとくたぁ。ナンセンス」 シュルシュル 白高城「ば…坂東さん」 坂東「逃げな白高城ちゃん。ここにいたらまた人質だぜ」 白高城「でも黒丹羽が…」 坂東「奴は自分の手でけりをつけるんだろ。だから君がここにいると邪魔になっちまうんだ」 白高城「…!」 ――――納得しなければ力でねじ伏せればいいだろ。結成と同じようにさ 白高城「わかった…」 白高城「坂東さんも無事で…」 道原「おい逃すと思うかぁ!!」ガバァ ドゴッ 道原「ゲブゥ」 坂東「追わせると思うか?」 771 :■■■■ 一善「おいおい…メインディッシュが逃げちまったじゃねえかョ。まったく」 一善「まあいい。あんなもんテメエをここに引き寄せた時点で用済みだ」 黒丹羽「…」 坂東「おいおい焦ってんじゃねえか木原?声が震えてるぜ」 一善「殺せ」 ワーワー!! 坂東「来るぞ。黒丹羽。しっかり踏ん張れよ!」 黒丹羽「…雑魚はお前らに任せる。俺は木原とのケリをつける。そうすればすぐに終わるだろ」 坂東「OK。と言ってもこの人数比だ。そう長くは持たないから短期決戦で頼むぞ」 黒丹羽「…」コク 772 :■■■■ 神奈一派A「うおおおお!!」 坂東「うらぁ!!」 神奈一派B「壁伝いに…?うぎゃあ!!」 坂東一派A「さすが坂東さん!俺達も続け!」 坂東一派B「終わらせてやるぜ!!」 木原一派A「落ちこぼれのくそどもがぁ!!木原さんに逆らう奴はみんな死だ!」 黒丹羽「どけ」 木原一派B「うがっ!」 神奈一派C「バケモノか!?全然ピンピンしてんじゃねえか!」 ドゴッ バキッ グシャ!! 黒丹羽「木原は…この先か」 ??「させない」スッ 黒丹羽「お前は…」 773 誰? 1 神奈音響 2 中円良朝 3 香澄心覆 4 その他 773 :■■■■ 一善くンなら1をぶつけそう 774 :■■■■ 中円「…」 黒丹羽「木原のイヌか」 中円「なんとでも言えよ…すぐに断末魔に変えてやる」カラン 黒丹羽「金属バッド…随分と古典的な武器だな」 黒丹羽「そんなものが俺にきくとでも?」 中円「どうだろうな!!」ダッ 中円「ふん!! ふん!!」 ブンッ! ブンッ! 黒丹羽「…ッ」 中円(当たらねえ…!能力だけじゃなくて体のこなしもかなり戦闘慣れしてやがる!) 黒丹羽「がら空きだ」 中円(一瞬で懐に潜り込んで…?)ギョ 黒丹羽「痛みに悶えろ」 ジュウウウウ 中円「うがああああ!!」 中円(触れられたところが…熱い!!焼きごてを当てられてるみたいだ!!) 中円(だけど…!!) 775 :■■■■:2015/07/28(火) 22 51 08 中円「これでいい」ニッ 黒丹羽「…?」 黒丹羽(能力が…強制終了、だと) 中円「捕まえた、逃げられねえぞ」ガシッ 黒丹羽(こいつ、腕を…) 中円(肉を切らせて骨を断つ作戦だ。一発逆転のチャンス!ここで決めてやる) 中円「能力を使えなきゃこのバットを防ぐすべはねえだろ!!」ブンッ 黒丹羽「――く、!!」 775の秒数一桁で黒丹羽へのダメージが決定 1 不安定ながら状態変化発動 【小ダメージ】 2 片腕でガード 【中ダメージ】 3 上半身をのけぞらして回避 【無効】 4 胴体にヒット 【大ダメージ】 5 片腕でガード 【中ダメージ】 6 状態変化発動 【無効化】 7 胴体にヒット 【大ダメージ】 8 片腕でガード 【中ダメージ】 9 不安定ながら状態変化発動 【小ダメージ】 0 傷口にヒット 【極大ダメージ】 黒丹羽の耐久値 ||||| 小ダメージ| 中ダメージ|| 大ダメージ||| 極大ダメージ|||| 776 :■■■■ ドギャア!! 黒丹羽「…――ぐッ、ぅ…!」 |||||→||| 中円(こいつ!?この腕を捨てに来やがった!?) 黒丹羽「はぁ…はぁ」 黒丹羽「~~~ッ!!」ジュワアアア 中円「しまった。バットが…!」 中円(くそ、俺の能力の稼働時間がもっと長けりゃ…!) 黒丹羽「AIMに干渉する能力か…なるほど、木原が可愛がるわけだ」 777 :■■■■ 黒丹羽「だが、連続での発動また長時間の運用はきついようだな。ま、レベル4でもないのならそんなもんか」 中円「なめやがって…」ジャラ 中円「…!これさえあればなぁ!!テメエらレベル4なんて」 黒丹羽(カプセル…?なにかのドラッグか?) ガリッ ゴクッ… 中円「ぶっ潰してやるよ。六位。この俺がなぁ!!」ギンッ 黒丹羽「!」 778の秒数一桁で次の展開が決定 1 体晶の影響で倒れる 2 能力の強化 3 体晶の影響で倒れる 4 能力の強化 5 能力の強化 6 体晶の影響で倒れる 7 能力の強化 8 体晶の影響で倒れる 9 能力の強化 0 能力の強化。道原も参戦 778 :■■■■:2015/07/28(火) 23 09 50 ほい 779 :■■■■ やっちまったぁ… ごめん黒丹羽orz 780 :■■■■ 道原「中円先輩! 俺も加勢しまぁす!」 道原「俺と中円先輩のタッグは無敵っすよ!」 道原「ほらみてくだせえ!学園の第6位がもう虫の息!やりましょう!そして木原さんにこいつの首を差し出すんすよ!」キヒヒ 中円「ああ、俺が奴の能力を封じる、その時に二人でかかるぞ」 道原「おらおら!かかってこいよレベル4!」 中円「今だ!! お前は後ろから!」 道原「はいい!」 キィーンッ!! 黒丹羽(また能力が…!) 黒丹羽(効果範囲は不明だがさっきよりも稼働時間が伸びていやがる) 781 :■■■■ 黒丹羽もヒナミン同様、秒数安価運は悪いと思われ 782 :■■■■ 道原「食らってくたばれ、道原スイングゥウウ!!」 ブンッ 黒丹羽「くそっ!」 中円「前がお留守だぞ!!」 バギッ 黒丹羽「あ、ガッ…!」 ドォォォ! 中円(渾身の蹴りだ。こいつは効いただろ!) 黒丹羽「…っ」 |||→|| 黒丹羽(くそっ。…今のでまた、傷口が) 黒丹羽(意識が…)フラ 783 :■■■■ 中円「もう立つ力もないのか?」 道原「レベル4とは言え所詮能力だよりのもやしですよ!俺達は鍛え方が違うんだよね!」 黒丹羽「…」 中円「よし、これでとどめだ」ブンッ 784の秒数一桁で次の展開が決定 1 中円の限界時間到達 2 黒丹羽戦闘不能 3 白高城がかばう 4 闇城登場! 5 黒丹羽戦闘不能 6 ボルテックス! 7 白高城がかばう 8 黒丹羽戦闘不能 9 中円の限界時間到達 0 風紀委員到着 784 :■■■■:2015/07/28(火) 23 33 34 どうなる!? 785 :■■■■ さすが我がHEROの闇城 ―――――――――― 闇城「おらぁああ!!!」ドガッア 中円「なっ…!?」 ズザアアア 闇城「なんか能力発動できねえからよ…闇城式ボディタックルをお見舞いしてやったぜ」フン 黒丹羽「お前…」 闇城「よ、つくづく危険な場所で会うよな。とにかくこれで前回の借りは返したぜ」ヘン 黒丹羽「…」 闇城「今は何でここにいる!?とか聞くのはお互いなしにしよう。今は目の前の敵をぶっ潰すのが先だろ?」 道原「な、中円先輩ぃ~…しっかりしてくだせえ」 中円「大丈夫だ…まだ、いける」ビギビギ 道原「ひえっ。目、真っ赤じゃないっすか~…これ以上能力を使い続けちゃヤバイんじゃ…」 中円「勝たなきゃ駄目なんだよ…もう、これで勝たなきゃ」 中円「木原さんに合わせる顔が…」 闇城「どうやら能力封じの正体はあいつってわけか」 786 :■■■■ 道原「さ、させねえよ!」 道原「まだお前は能力を使えないんだ!なら俺のほうが有利」 闇城「ほう、そうかね」ニヤ 道原「おらぁ!!道原ケツバット!」 ヒョイ 闇城「くぐってきた修羅場の数が違うんだよ」 闇城「どきな!」バキィ 道原「…ふげぇ」 道原歩 戦闘不能 787 :■■■■ 中円「…!」 闇城「さて、後はアンタだ」 中円「ちくしょう…ちくしょう!!」 ガシッ 中円「うわあああああああああ!!」 闇城「滅茶苦茶しやがる…」 闇城「そんなバット振り回されちゃ近づくに近づけねえな」 闇城「どうするか…」 中円「あっ…」 闇城「ん?」 カランカラン 中円「あ…ああ…」ガクッ 中円「く、そが…!もう限界なのか、よ」 中円「う、あ…あ……」 ドサッ 闇城「おおう…」 中円良朝 戦闘不能 788 :■■■■ 破輩「闇城!」 闇城「先輩殿!」 破輩「なんだこの状態は…ここにいるのは全員風輪生なのか」 闇城「よくわからないけど…仲間割れしてるのか」 木原一派A「風紀委員だと!?何でこんな所に!!」 神奈一派A「潰せ!数ならこっちのほうが有利だ!」 破輩「くっ!話してる暇なんてないようだな」 闇城「結構ヤバイんじゃないかこの状況…おい、黒丹羽!」 闇城「…黒丹羽?」 破輩「黒丹羽がどうかしたのか!?」 闇城「いやさっきまでそこに!」 破輩「黒丹羽が…ここに…? 一体どういうことだ?」 789 :■■■■ 神奈一派B「うらぁ!」 闇城「うわっ」 木原一派B「死ね!!」 闇城「くそ、他の風紀委員は!?まだ来ないんですか!?」 破輩「本来なら全員集合してからの潜入だったからな…まだまだ時間が必要だ」 闇城「このままじゃ俺達だってジリ貧っすよ!」 破輩「わかってる!」 790 :■■■■:2015/07/29(水) 00 07 20 ID /LyGoQFw 春咲《破輩先輩!》 ジジ… 破輩「春咲、どうした!?」 木原一派D「うらぁ!!」 破輩「ちぃ…邪魔だ!!」ブォオオ 木原一派D「うぐぁ!!」 春咲《今そこに支部員の人たちが到着したようです》 破輩「来たか! 誰と誰だ!?」 春咲《はい。えーと…》 春咲《この人達です!》 790~791のIDの数によって参戦者と人数が決定(上限なし) 1 一厘 2 いない 3 湖后腹 4 鉄枷 5 いない 6 秋園 7 厳原 8 佐野 9 いない 0 アルジュナ 791 :■■■■:2015/07/29(水) 00 11 30 ID lL7v48eU ID参戦者再びか…希望はアルジュナだけど0はなかなか出なさそう…… って 790の記述通りだとこのID次第ってことか!? 792 :■■■■ 実は保管庫に登録されている、どのSSよりも ここの方が真面目に風輪の風紀委員の仕事を行っている春咲桜さん 793 :■■■■ 鉄枷「この159支部のムードメーカー、鉄枷束縛!ここに見参!お待たせしました!」 佐野「その異様なテンションはなんですか。やれやれ、また始末書が増えそうだ…」 厳原「二人共、観たところあの建物内には数え切れないほどの敵がいるわ。心してかかるように」 鉄枷「りょ~かい。ひっさびさに腕がなるぜ」 春咲《警備員への救援要請は既にうってあります。あくまで時間稼ぎ、仲間の補助が第一目標であることを忘れないで下さい》 佐野「承知しました。では、とりかかるとしますか」クイッ 厳原「ええ。妃里嶺。待っててね…」 794 :■■■■ ◇ 破輩「お前ら!」 闇城「お、ついにか…助かるぜ」 鉄枷「ん、お前またいるのか」 闇城「そりゃ破輩先輩直属のパシr…助手だからな!」 鉄枷「くぅ!ぶっちゃけ裏山けしからん!破輩先輩と24時間隅から隅までみっちり行動だと!?」 闇城「いや言ってねえよ!つーかリア充に発言権ねえから!」 鉄枷「んだと!?」 闇城「やるかおら」 厳原「もう、二人共!今はそんなことやってる場合じゃないでしょ!」 佐野「ふんっ!」ドギャア 木原一派F「うげごっ!」 佐野「今はこいつらの動きを止めることに集中してください」 795 :■■■■ 坂東「う……」 坂東(はぁ…はぁ…) 坂東(気がついたらぶっ倒れたやがった。はは、何が坂東一派の長だよ。情けないったりゃありゃしない) 坂東(つーか、いつの間に風紀委員が?) 坂東「…潮時か」 坂東「…」 破輩「らぁ! さぁっ!!」ブォオオ ギャー グエー 破輩「坂東、やっぱりお前も不良の一味だったんだな」 破輩「はぁあ!!」 坂東「…へへ、バレちまったか」 796 :■■■■ 破輩「詳しいことは全て後だ。それまでくだばるんじゃないぞ!」 坂東「…はは、不幸なことか体だけは頑丈でね。くたばりたくてもそう簡単にはくたばらせてくれねえんだよ」 佐野「しかし、まさかここまで水面下で多くの風輪生が活動していたとは」 厳原「これは私達への責任追及もあるでしょうね」ハァ 坂東「…」 坂東「乱闘中だ…死にぞこないの独り言だと思って聞いてくれ」 鉄枷「うらぁ! 手錠でがんじがらめにしてやるぜ」 神奈一派R「くそぉ…」 ――最初は、ただの憧れだったんだ。 797 :■■■■ 闇城「エンジェルアムド!!」 木原一派W「かってえ…俺の念動力すらはねのけるのか」 ――高校生らしく、男同士で馬鹿やって、たまに怒られて、また馬鹿やって。そんなごく平凡な青春に俺は憧れていた。 厳原「佐野君。後ろの物陰!」 佐野「奇襲とは…いただけませんね!」 ――そう生きていてるとさ、自然と俺の周りには仲間が集まってきたんだ。 破輩「――!!」 木原一派S「――!!」 ――そう、刺激を求めている馬鹿は俺だけじゃなかったてことさ 黒丹羽「……」ハァハァ ――気がつけば俺は祭り上げられて、坂東一派なんて呼ばれていた。 白高城「――ッ!!」 一善「――」ニヤ ――そして他の一派と交流を持つようになってだんだんと狂い始めちまっていったんだ。 798 :■■■■ ――カツアゲ、窃盗、ナンパ、だんだんとエスカレートしていく行為に歯止めが効かなくなっていた。 ――いつの間にか「馬鹿をやる」なんて範疇から飛び出しちまっていることにも気づいていなかった。 ――気付いた時にはもう遅い。もはや抜け出せねえ泥沼に腰まで浸かっていたんだよ。 ――それは俺だけじゃねえ、もしかしたらあの木原だって… ――もしかしたら抜け出したくてももう抜け出せないことを知って、あいつはさらに奥へと沈んでいくことを選択したのかもな バンッ 黒丹羽「よう木原…また会ったな」 一善「しつこいなぁ…黒丹羽ァ」ギリッ 一善「これからって時にョ。テメエのせいでめちゃくちゃだぜ」 黒丹羽「知った事か。いや、お前の邪魔をできたんなら本望か」 一善「クカカ!!まさかここまでズレちまうとは思わなかったぜ、マジでョ。お前が解散なんて言わなきゃ、まだうまくやっていけたものを」 一善「いんや…でも、まだ一つだけ共通の思いはあるか」ニヤ 799 :■■■■ 黒丹羽「そうだな」 一善「俺はョ」 黒丹羽「お前を…」 「「殺したい」」 バンッ!! 一善「てわけで消えやがれこの死にぞこないがぁあああああああああああ!!」 黒丹羽「木原、お前はここで消さなきゃいけない」 ジュゥゥウウ! 一善(金属を変形させて簡易的なブレードかョ…俺のサイボーグに対抗してきたつもりか?笑わせる!) 黒丹羽「お前がいると…」 黒丹羽「《居場所》が危険にさらされるからな!!」 ガンッ!! ギィン 一善「居場所?おいおい何を言い出すんだョ黒丹羽!」 ギィン ガァン!! 一善「そんなもんはこの世に存在しねえ!そう言ってたのはテメエだろ!!」 黒丹羽「そうだな、ない。“まだ”な」 黒丹羽「だが俺の“居場所”になれる可能性を持ったやつがいる。だから俺は――」 ガァン ガァン ガギィ!! 800 :■■■■ 一善「まさかあの女のことを言ってんのかョ」ニヤ 黒丹羽「…だとしたら?」 一善「残念だァ…本当に残念」ククク 一善「その女なら今さっき――――」 801の秒数一桁で決定 1、4、7 俺が始末したョ 2、5、8 またもや人質として捕まえたぜ 3、6、9 売り渡しといたぜ 0 逃げ出していったぜ 801 :■■■■:2015/07/30(木) 14 06 19 一善くウゥゥゥゥゥン!! 802 :■■■■ 一善「ついさっき売り飛ばしておいたぜ」 黒丹羽「なんだと…?」ピク 一善「空間転移系の能力者は貴重なんだとさ。本来の予定じゃ存分になぶって精神をぶっ壊した後に…ってことだったんだけどョ」 一善「こうなっちゃしかたねえョな。はは、はははははは!!」 一善「もう着いた頃じゃねえか?学園都市のパーソナルリアリティ研究の糧になれるんだ。あいつも本望だろうよ!」 黒丹羽「…!」ギリッ 一善「おっ?レアだね~。常時能面のお前がそこまで怒りを露わにするとはョ」 一善「いいぜぇ…そうだ、その怒りだ。怒り狂ってそのまま…」 ダンッ!! 一善「死にやがれっ!!」 黒丹羽「木原…」 黒丹羽「木原ぁあああああああああ!!」 803 :■■■■:2015/07/30(木) 15 40 14 黒丹羽「ああああああッ!!」 黒丹羽「やっぱりテメエは!!殺さなきゃいけねえようだな!!」 ガギンッ カギンッ!! 一善「むしろ殺す意味なんかなくなっただろぅ?」 一善「テメエが守るべき居場所なんてなくなっちまったんだからよぉおおおおおおおおお!!」ギャハハ 803の秒数一桁で次の展開が決定 1 お互い無傷 2 黒丹羽 ダメージ大 3 一善 ダメージ大 4 黒丹羽 ダメージ小 5 黒丹羽 ダメージ中 6 一善 ダメージ極大 7 一善 ダメージ小 8 黒丹羽 ダメージ大 9 一善 ダメージ中 0 黒丹羽 ダメージ極大 804 :■■■■ 一善「やっぱりな」ニィ 黒丹羽「あ``っ?」 ザンッ!! 黒丹羽(背後か…らッ?!) ||→| 一善「おっと、かすめただけか。既のところで察知しやがったな」 一善「この新型の自立駆動兵器…ステルス回転刃にョ」 一善「お前に目視されてりゃ状態変化のフィールドを張られて、機械が触れただけでおじゃんよ」 一善「けどステルス性ならばいつどこから来るかもわからねえ」 805 :■■■■ 前スレからの関係を辿ると闇城も込みで複雑な関係ですなぁ… 806 :■■■■ 一善「つまり常時展開をしないといけないわけだが…」 一善「そんな体力、もう残ってねえよなァ…」ククク 一善「少なくても半月は入院するレベルだ。そんな状態で出てきたって実力の3割も出せねえに決まってる」 |||||||| 一善「加えてその左腕。動かせねえのか?ははん。中円の野郎たまには良い働きすんじゃねえか」 黒丹羽「…くそが」ガクッ | 黒丹羽「はぁ…はぁ…――グッ!!」 一善「じゃあな黒丹羽。ここで無様に死んでいけ」 一善「原型もとどめないくらいに切り刻んで豚の餌にしてやるョ」 807の秒数一桁で次の展開が決定 1 闇城到着 2 黒丹羽 回避 3 黒丹羽 戦闘不能 4 黒丹羽 反撃 5 闇城到着 6 黒丹羽 回避 7 黒丹羽 戦闘不能 8 闇城・破輩 到着 9 808 0 黒丹羽 戦闘不能(二分の一で死亡) 807 :■■■■:2015/07/30(木) 16 02 48 黒丹羽は秒数安価の運勢いまいちなんだよなぁ………(別スレでのアナザーストーリーでも) 808 :■■■■ 破輩「そこまでだ木原一善!!」 黒丹羽「ッ」 一善「――ッ!!」 闇城「一善くンよ…もう終わりだ」 一善「ちぃ…風紀委員。どっから嗅ぎつけてきやがった」 破輩「やはり。この一件には貴様が関与していたんだな」 闇城「信じたくはねえけど、これが事実ならしゃあない」 黒丹羽「…邪魔をするな」グッ 破輩「立つな黒丹羽!傷口がまた開いているんだぞ!死にたいのか!!」 黒丹羽「死ぬか…それも悪くない」ニィ 809 :■■■■ 黒丹羽「こいつさえ殺せれば…もう」 一善「クカッ!!自暴自棄か!?」 闇城「黒丹羽、その必要はないぜ」 黒丹羽「なんだと…?」 闇城「俺はまさかお前らに面識があったとは知らなかった」 闇城「けど、何かしらの因縁があるんだろ?」 闇城「だったらそれを断つのは、俺の役目だ」 闇城「俺がお前の代わりに木原一善との決着をつけてやるッ!!」 一善「はぁ?なんだそりゃ」 闇城「俺もアンタに何の関係がないわけじゃないからな、一善くンよ」 810 :■■■■ 破輩「こいつは危険だ。私も…」 闇城「いいえ、破輩先輩殿は黒丹羽を安全なところまで」 黒丹羽「てっめ! ふざけ――」 黒丹羽「ゴホッ!! ぐぁ…がっ!!」 破輩「叫ぶな。出血がさらに悪化してる」 黒丹羽「はなせ…よ」 黒丹羽「はなせ!!」 黒丹羽「俺は…あいつだけは…!!」 破輩「く…許せ」シュッ トンッ 黒丹羽「…ぁ」 ドサッ 破輩「少し眠っておいてくれ。暴れたら運べないからな」 811 :■■■■:2015/07/30(木) 16 44 02 闇城「頼みましたよ。先輩殿」 破輩「ああ…すぐ戻るが、気をつけろよ」ビュウウ 闇城「もちろんですとも」ニッ 闇城「じゃ、ケリつけようぜ。一善くン」 ||||||| 一善「馬鹿が・・・よほど死にたいんだな。マゾヒストクン?」 |||||||| 対抗安価 811と 812の秒数一桁を比較 811が大きければ一善が闇城にダメージ 812が大きければ闇城が一善にダメージ 同数であれば両者同じダメージをうける 1~3 小ダメージ 4~6 中ダメージ 7~9 大ダメージ 0 極大ダメージ 812 :■■■■:2015/07/30(木) 17 39 15 ほい 813 :■■■■ 一善「お望み通り送ってやるョ!!」 闇城(腕から・・・回転ノコギリか!) 一善「ハハハッ!!くたばれ闇城!!」 無数の刃が遠隔操作によって襲いかかる。 人間の反応速度をはるかに上回るそれは闇城では回避することはできない。 闇城「きか…」 しかし。 しかしだ。 回避ができなくともやりようはいくらでもあった。闇城降魔には完全なる盾とも呼べる御史の装甲があるのだから。 闇城「ねぇ!!」バキィ 不可視の一撃が回転ノコギリに叩き込まれる。もともと高度な精密機械を無理矢理に小型化した代物だ。 その一撃に耐え切れるほどの耐久性があるわけでもなく、あっけなく砕け散っていく。 闇城「はぁああああ!!」 回転ノコギリの群をくぐり抜けて闇城は一善の懐へと潜り込む。 一善「――!」 一善の反応。 しかしそれよりも早く。 闇城「エンジェルアムド――ッ!」 不可視の閃光が貫いた。 一善「グギィィイイ…ッッ!!」 |||||||||→|||||| 814 :■■■■ 闇城「まだ終わんねえぞ!!」 一善「ちく、しょうがぁああああああああああ!!」ギリギリギリッ 流れは闇城にあった。 闇城「なんでこんなことをやってんだお前は!!」 それはコンディションの差、レベルの差だけが要因ではない。 闇城「一緒にバイトをした!一緒にゲームもした!」 闇城「そんなふつうのコトだってできるお前がなんで!!」 闇城は単純に怒っていたのだ。夏休みの一部でも共に過ごした人間が、悪に手を染めていることが。 何度も、何度も同じような体験をしてきた闇城だからこそ、この不条理なめぐり合わせに怒号を飛ばしているのだった。 一善「黙れ黙れ黙れェエエ!!テメエみたいな平和ボケしてる奴にはわかるはずねえだろ!!」 対して一善。 無意識化でこの面を闇城に見せることに戸惑いがあった。 この2つの心の差が戦局を大きく左右する。 闇城「わかりたくもねえよ!!」バギィ!! 一善「はグッ…!!この野郎…」ゼーハー ||||||→|||| 815 :■■■■ 一善「調子に乗ってんじゃねえぞ!!」ヒュンッ 闇城「ッ!?」ザシュゥウ ||||||||→||||| 闇城(足元を狙って…!?) 一善「知らねえんだョ…」 一善「知ったこっちゃねえんだョ…」 一善「俺に対するテメエの考えなんてよぉ!!」 一善「俺は俺だ。殺したきゃ殺すし、奪いたきゃ奪う。誰にも干渉されずになぁ」 ザンッ 闇城「あ~だりぃ」 闇城「どうやら俺じゃお前を説得なんてできねえ」 闇城「俺にできることはやっぱ…」 闇城「てめえを叩きのめすことだけだ!!」 816 :■■■■ ◇ 屋外 破輩「よし、ここまで来れば大丈夫だろ」キョロキョロ 破輩「まだ中では仲間が戦ってる。私も戻らなくては」 黒丹羽「…」ストン 破輩「止血の処置はした。もう少しの辛抱だ。ここにいればあと少しで警備員もやって来る」 破輩「よし、じゃあ私は…」 ??「…」 破輩「ん。あれは?」 817 破輩が見つけたものとは? 817 :■■■■:2015/07/30(木) 19 29 29 秒数安価(この端末からは秒数が見えません) この書き込みの秒数1の位で!(ただし無茶ブリもあり) 1 浚われてる白高城 2 誰かの腕章 3 木原一派の誰か所有のいかがわしい本 4 破輩先輩のブラ 5 誰かの携帯 6 一善くンのサイボーグのネジ 7 援軍(風紀委員側) 8 ドクロマークが描かれたスイッチ 9 援軍(木原側) 0 おまかせ 818 :■■■■ なかなかカオスな選択肢の中で無難なところを引きましたな ――――――――――――――――――――――――― ??「…」ザッ 破輩「お前…」 破輩「まさか、木原側の…」 ??「…」コクリ 破輩「まさかお前が木原の仲間だったとはな!」 破輩「―――― 819ッ!!」 819 誰? 819 :■■■■ ぬおっ!? 誰かが木原一派になっちゃう恐ろしい安価呼び寄せちまいました……… 以前のフラグ消化で菱沼丈一朗 820 :■■■■ 菱沼「ふふ、こんにちは159支部の破輩さん」ニコ 破輩「菱沼…明知のピスケス…」 破輩「文武両道、模範的優等生と聞いていたが…どうしてお前が。木原なんかの下に」 菱沼「別に下についたわけではありません。ただ利害の一致といったところでしょうか」 スッ 菱沼「俺は出来損ないが嫌いだ。見てるだけで叩き潰したくなる。そして木原も同様出来損ないを餌として生きてるような人間だ」 菱沼「あわないわけがないだろ?」ニィ 破輩「お前…!!」ギリッ 菱沼「違うのか?」 破輩「違うに決まってるだろ!!そんなことを考えてるのは、お前と木原以外に――!!」 菱沼「いいや、いるぜ。そこに」ピッ 破輩「…は…?」 菱沼「黒丹羽千責、そいつもまた下のものを憎んでいる。裏では化け物とのたまい、都合の良い時だけ媚びへつらう出来損ない共に」 破輩「適当な事を言うな!黒丹羽は…!!」 菱沼「間違いない。なんてったって本人から聞いたんだからな」 821 :■■■■ 破輩「どういうことだ」 菱沼「俺はそいつらの組織にもちょこちょこ顔を出していた」 菱沼「だから、黒丹羽と話をすることも多かった。表では優等生をきどり、裏では出来損ないの掃除にせいをだす。まるで自分を見ているかのようだったぜ、その姿はな!」 破輩「おい、ちょっと待て――その話だと」 破輩「黒丹羽は…」 菱沼「ああそうだ。アヴェンジャーのメンバー。しかも木原たち主犯格を取りまとめるリーダーさ」 822 :■■■■ 破輩「そんな…じゃあ」 破輩「」チラッ 黒丹羽「…」 破輩(なんだったんだよ。今までのことは…!!) 破輩(秋園を命をかけて守ってくれたのはなんだったんだよ!!) 破輩(あれも全て、私達を欺くための演技だったってのか!!) 菱沼「惜しいよなぁ、本当。俺の真の理解者ができるかと思っていたんだが…」 菱沼「まさか、いきなりアヴェンジャーを解散なんて言い出すんだからよ」 破輩「…」ピク 破輩「なんだと?」 菱沼「腑抜けたのか物怖じしたのか、もしかしたらアンタら風紀委員に肩入れしすぎて情でも湧いたのかもな?」 菱沼「突然今までの活動をやめると言い出すんだから木原は激昂。だから今日黒丹羽をぶっ潰してリーダーを乗り代わろうと考えたんだ」 破輩(――!そうかだからあんな計画書が坂東のところに…!) 823 :■■■■ 菱沼「俺もころっと手のひらを返すそいつに裏切られた気分になったんだぜ?」 菱沼「だから木原に賛同し、こうして来てみたわけだが…」 菱沼「まさか、風紀委員がいるとはな。本当誤算だよ」ハァ 破輩「それでどうする?このまま帰るか?」 菱沼「まさか、せめてそこの死にぞこないを潰さなきゃ腹の虫がおさまらない」ギリッ 破輩「させるかよ。そんなこと」 菱沼「おいおい、どうした? そいつはこの騒動の主犯だ。どんな目に遭おうが自業自得だろ」 破輩「だとしても」 破輩「だとしても!!」 ビュウウウウウ!! 菱沼(風が…吹き荒れる) 菱沼(風輪のボルテックス。これがその実力か) 菱沼(いいねえ…出来損ない掃除は楽しいが、一方的で終わっちまう) 菱沼(こんなふうに、高位能力者同士で戦ってみたかったんだ)ニィ 破輩「私はこいつに何度も助けられた!!だから今回は私が守る番なんだ!」 824 :■■■■ 破輩「裏の顔だとか、敵だったとか!そんな細かいことは後回しだ!!」 破輩「まず受けた恩は返すっていう当然の事を成したあとでな!」 菱沼「面白い。ではいくぞ」 破輩「はぁああああああああ!!」 ブオオオオオオオオオッ!! ◇ 闇城「…しぶといな。さすがサイボーグの体」ハァハァ ||||| 一善「テメエのその能力…うざってえ」ハァハァ |||| 闇城「だが、腕に仕込んだ回転ノコギリは全部落としたぜ」 闇城「あとは、その腕一本だ。まだやるのか」 一善「ったりめえだ。お前もこの手ですりつぶしてやるョ」 ジャギン 一善「高周波ブレード。こんなこともあろうかと改装の際に仕込んでいてよかったぜ」 一善「さすがにこれを能力じゃ防ぎきれねえだろ!!」 闇城「げっ、そんなものまであんのかよ!」 825 :■■■■:2015/07/30(木) 23 46 01 闇城「けどまあそんなナマクラ、腕ごとへし折ってやるよ」 一善「ははは…カカカカカカ!!」 一善「やってみろよ!!できるもんならなぁああああああああ!!」ダッ 闇城「エンジェルアムド!!」ドッ 825の秒数一桁で次の展開が決定 1 一善 ダメージ小 2 闇城 ダメージ中 3 一善 ダメージ中 4 闇城 ダメージ極大 5 一善 ダメージ大 6 お互い回避 7 闇城 ダメージ大 8 一善 ダメージ極大 9 闇城 ダメージ中 0 警備員 突入 826 :■■■■ 闇城(振り下ろしたそのすきを狙って…) バキィ 一善「パリィだと!?」 闇城(腕をいなし、そのまま本体を…) 闇城(狙う!!) 一善「ちぃいいい」 ビッ! 闇城(かすめただけか!!) 一善「この野郎…」 ||||→||| 闇城「まだまだ!!」 827 :■■■■:2015/07/30(木) 23 57 50 闇城「これで決着をつけるぞ!!」 一善「そりゃ…どっちの意味でだ?」ハー…ハー 一善「ハハハッ!!言うまでもねえか。俺の勝利に決まってんだからョ!!」 闇城「言ってろ!!」 闇城(確実に一善の体力は摩耗してきてる。この勝負、分は俺にあるはずだ!!) カッ!! 827の秒数一桁で次の展開が決定 1 一善 ダメージ中 2 闇城 ダメージ大 3 一善 ダメージ中 4 闇城 ダメージ極大 5 一善 ダメージ大 6 お互い回避 7 一善 ダメージ大 8 一善 ダメージ極大 9 闇城 ダメージ中 0 警備員 突入 828 :■■■■ ここでまさかの警備員突入か・・・ 829 :■■■■ ダッダッダッ 警備員「そこまでだ!!」 警備員「二人共その場に伏せろ!」 闇城「!」 一善「ちぃ…警備員まで呼んでやがったか」 桃園「おいおい…闇城。何でこんな所に」 闇城「先生…いや、そのいろいろあって」 桃園「まぁいい。前の部屋は既に制圧してある。あとはここだけだ。これが終ったらじっくり聞かせてもらうからな」 闇城「…はは。了解」 一善「…」 一善(さて、どうしたものか) 830 :■■■■ 一善(んあこたぁ…もう決まってるよな)キヒッ 一善(こんなところで捕まるわけにはいかねえ) 一善(かと言ってこれだけの数を相手できるわけがねえ) 一善(だったら逃げるしかねえョな) 一善「これはこれはご苦労なこった。先公共が揃いも揃ってゾロゾロと」 一善(周囲は塞がれてるか…あるなら上) 一善(天窓…あそこからなら)ニヤ 一善(よし、やってやろうじゃねえの) 831 :■■■■ 警備員「いいから伏せろと言っている!」 警備員「このゴム弾、殺傷性はないが一瞬で意識を刈り取るだけの力はある」 桃園「そうだぞ坊主、痛い目見たくなきゃ…」 一善「馬鹿が」 一善「有無を言わさず撃っときゃいいものを…」 一善「だからこうやって…」グググ 一善「逃げ出される隙を作り出すんだよ!!」ダンッ 警備員「なんて跳躍力だ!?」 警備員「あの天窓から逃げるつもりだぞ! 撃て!!」 闇城「一善!!」 ダンダンダン!! 一善「――――!!」 832の秒数一桁+IDの合計数で次の展開が決定。 0~12 一善逃走 13~18 警備員が撃ち落とす 19~ 闇城が叩き落とす 832 :■■■■:2015/07/31(金) 00 19 23 ID Qa9PD.1Q IDには数字が一切出ないこともある… つまり………案外逃走率高し 833 :■■■■ GJ!合計値13とは…まさにギリギリ ―――――――――――――――― 一善(へっ!!そんなおもちゃの弾丸。俺の空間掌握と鋼の体があれば…!) 一善(!? う、動かねえ!?サイボーグに負荷がかかりすぎたのか) 一善(くそ闇城との戦闘で…!) ダンダンダン!! 一善「う、っがああああああああああ!!!!!」ダンダンダン ドギャアアア ドスン!! 警備員「やった…!」 桃園「ったく、やんちゃしなきゃ痛い目にはあわなかったのに」 桃園「いや、こういう輩は痛い目見ても懲りないタイプか」フン 一善「くそ・・・がッ」ガクッ 木原一善 戦闘不能 834 :■■■■ ◇ 破輩「――!」 菱沼「おっと、ここくらいが潮時か」 破輩(あの装甲車、警備員が到着したんだな) 菱沼「残念だが、ここで引かせてもらうとするか。またの再戦たのしみにしてるぞ。ボルテックス」 ダッダッダッ… 破輩「待て! 貴様も…!」 破輩(いや、今は奴と追いかけっこをしてる場合じゃないな) 破輩「くそ、次会った時は――!!」クルッ 破輩「みんな、無事でいろよ!!」 835 :■■■■ 闇城「はぁ~…終わったのか」ドサッ 桃園「けが人はこっちに運び出せ!油断して取り逃すことはないようにな!」 ガヤガヤ 戦闘によって怪我をした者が警備員によって次々と運びだされていく。 俺はその光景を淡々と見守っているしかできなかった。 破輩「闇城…!大丈夫だったか」 闇城「まあね。何度死ぬかと思ったけど、なんとか生きていますよ」ハハ 破輩「ばか者。死んでもらっちゃ困る」 闇城「え…」 破輩「言っておくがこれから先がもっと大変なんだからな。事後処理や学校責任者への報告」 破輩「これだけ多くの風輪生が事件に関与しているとなれば、そう簡単には済まされないだろうしな」 闇城「いやいや、闇城さんは風輪生じゃないんですが」 破輩「おいおい…手伝う約束は約束だ」ニィ 破輩「それになんだかんだ、お前といると楽しいしな」フフ 闇城「先輩殿…」 その笑顔は反則だ。そんな顔で言われちゃ断るに断れないだろう。 闇城「わかりましたよ…まったく、こんなんなら来年から風輪に来たほうがいいレベルなんじゃないか?」 836 :■■■■ 破輩「ああ、歓迎するぞ」 闇城「冗談っすよ。こんな危険がいっぱいな学園だれが入るかってんだ」ハハ 破輩「ばか者」コツン 闇城「いてっ」 破輩「確かに今回の一件は予想外の事だった」 破輩「けど、それが今一応の終着を見せて感じるんだ…」 破輩「いい風が吹いてきたって、な。これから風輪学園は良くなっていく」 破輩「ううん、私達の手でもう二度とこんなことが起こらないよう、良くしていくんだ」グッ 闇城「こんなことがあった後だってのにポジティブっすね」 破輩「ポジティブに考えなきゃやっていけないんだよ」 闇城「…確かに」 837 :■■■■ 鉄枷「お~い破輩先輩!」 佐野「全員の収容完了しました」 厳原「私達も一度警備員の元に向かいましょ」 破輩「よし、じゃあそうするか」 破輩「今日は寝れないだろうが全員全力で挑めよ!終ったらそこの闇城も連れて打ち上げにでも行こうじゃないか」 「「「了解!」」」 闇城「…」 闇城「…」フッ 一筋の風が通った。 弱くて気付かれないような小さな風が。 だけどその後に大きな風が全身を揺らすように続いてく。 まるで今まであった嫌なことすべて流してくれるような大きな風の渦だった。 その風の流れに沿って俺もまた一歩踏み出していく。 その先が希望に満ち溢れていることを信じて。 838の秒数一桁で次の展開が決定 奇数 追加イベント発生 偶数 27日目 完 838 :■■■■:2015/07/31(金) 01 03 03 白高城は研究者の手に堕ちたendですなw 839 :■■■■ ここでまさかの追加イベント… 白高城について…か?
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分岐C: 夏休み もしかしたらBのほうが酷いかもしれんというC。 寝苦しさに目を醒して、言葉を無くす。 就寝時には少し肌寒いと思ったはずの室内は、熱気と煙りに包まれていた。 ほんの少しの違和感は瞬時に消えた。 「火事!?」 慌ててベッドから飛び出し、扉を開く。 窓を選ばなかったのは、両親と弟が心配だからだった。 夏休みになる前日に家を訪れた藤堂の祖父母に、明日から別荘で過さないかと誘われ、終業式が終ると同時にやってきた。 避暑地に造られた藤堂の別荘は広く、数人のゲストも翌日には到着した。 相変わらず遊び相手になる子供はおらず、パーティの時のような気詰まりを感じていたが、それ以上に憂鬱にさせるのは繰り返し行われるテストだった。 学力テストや体力テストはもちろんのこと、脳波を取っての反応テストに神経衰弱のようなカード遊び。寝ている間すらカメラを向けられ、データを取られ続ける。 それらを毎日こなし、両親と祖父母、それにゲストの視線を耐えず浴び続け、解消しようのないストレスが泥のように積み重なって精神を蝕む。 目から逃れられる一日のほんの数時間。 近くにある湖畔で、水面の煌きを見詰めるのが唯一の楽しみだった。 (メール、随分見てないな……) 休みに入る前に、予め当分出掛けるだろうからということは報せておいたから、心配はしていないだろうけれど。 (研究、進んでんのかな。疲れて無いかな。ちゃんと休みとれてんのかな) そんなことをぼんやり思う。 ロンとのメールには、楽しいことだけを綴っていた。 嘘を書くわけでは無いけれど、辛いことや不平不満は並べなかった。 嫌なことを記してしまうと、それに負けてしまうような気がしたし、思い出したくもなかったからだ。 (後で、父さんに言って写真を一枚撮ってもらおう) 旅行先の湖がとても綺麗だった、と。 夏休みの思い出はそれにしようと、風景を目に焼き付けるようにしっかりと見つめながら、湖畔をゆっくりと歩いた。 「君」 いつものように目を逃れての休憩時間のことだった。 見知らぬ大人が、真っ直ぐにこちらを見て声をかけてきた。 「藤堂紫安か?」 「…………」 不躾に名前を呼んでくる男に、警戒の色を強めて睨む。 藤堂家の私有地を出てはいないはずだった。 とすれば、この男は藤堂の関係者なのだろうか。 しかし、いつも目にする潔癖で神経質そうな大人とは違い、どっしりとして野性味のある顔をしていた。 「俺と一緒に来い」 唐突な言葉に驚くのに、笑顔を見せ「はい、というわけには行かんだろうな」と呟く。 能面のような、滅多に表情が動かない大人ばかりを見ていただけに、その生き生きとした様子はとても魅力的だった。 自分の取るべき行動を決めかねたのを知ってか、男は立ち止ったまま言葉を投げてくる。 「無理強いするつもりはないから安心しろ。お前の意志は尊重する。今すぐにどうこうするつもりは無い。だが、俺は君にこんなところに居て欲しいとは思わない」 「こんなところって、どういうことだよ」 まるで、自分の置かれている環境を知ったように言う男に、言葉を返す。 自分はなんなのか。 何故こんな風に扱われているのか。 それをこの男は知っているというのだろうか。 「いきなり一緒に来いだなんて言われて、ついていく子供がいるかよ」 自分の口から出た、聞きわけの悪い子供のように拗ねた声色に、顔に朱が走る。 動揺しているのだ。 自分は。 惑っているのだ。 その魅惑的な解放の言葉に。 (……情けねぇっ) 自分のペースが乱されるのに耐えられず、踵を返す。 「また、明日ここに来る。会ってもらえるかな?」 「……好きにすればいい。俺も好きにするから約束は出来ない」 「そうか」 無理強いしないと言った手前か、約束をさせない男を肩越しに振り替える。 「今君に多くは語れないが、これだけは言っておく。『気をつけろ』」 「? どういうことだよ」 「君は狙われている」 どういうことだと言葉を投げるより先に、首から下げているカードが震動する。 自由時間は終りだという合図。 急いで戻らなくてはならず、舌打ちをする。 「急ぐんだろう? 行きたまえ。明日ここで待っている」 全てを知っているといった風情に、反感を覚えないわけでは無い。 けれど、それ以上に感じる安心感に、甘えたくもなる。 「……明日な」 男の視線を背中に感じながら、走り出した。 まるで逃げ出すみたいだ、と感じながら。 その日の夜だった。 廊下は煙が充満していたが、炎の気配はまだ無かった。 (出火場所は? それよりも……) 両親と弟の部屋は隣りだった。 「父さん! 母さん!」 ドアノブを回すと施錠はされていないようですんなりと開く。 部屋には人の気配は無い。 まだリビングに居るのだろうか? 廊下を走り、突き当たりの部屋のドアを叩く。 そこは祖父母の部屋のはずだった。 「お爺様!」 またもドアノブはすんなりと回り、部屋の中にはどちらの姿も見当らない。 (まだ、深夜じゃなかったのか?) 随分眠ってしまったと思ったのに、と階段を駆け降りる。 煙は一階のほうが酷く、建具の燃える悪臭が鼻と目を襲った。 「父さん! 母さん!」 呼ぶ声に答えは無く、人の動く気配も無い。 (どういう……?) 全員逃げられたということだろうか? 玄関に向かおうと足を向け、煙の酷さに出火場所がこちらのほうだということを悟る。 リビングから外へと振り替えれば、炎が壁を舐めるのが目に入った。 「……っ!」 極力煙りを吸わないようにはしていたが、それでも全く吸わないというわけには行かず、頭がガンガンと痛み出す。 (二階から飛び降りるしか……) 階段を戻る途中で、嫌な予想が背中を舐めた。 心臓に冷いものを差し込まれたような嫌な寒けに、踊り場で足が萎えた。 目覚めた時に覚えた違和感が絶望となって後ろから抱き締めてくる。 いつもの自分の目覚めはどうだ? (煩わしいコードと……カメラが……) さっきはどうだった? それが答えだ、というように、絶望は冷酷に、だが優しく全身の力を奪い取った。 気がついた時に、最初に見えたのは黒い天井だった。 その暗さに、まだ煙の中にいるんだろうか、と、ぼんやりと思い、なかなか死なないものだな、なんてことを感じた。 しかし、熱気も息苦しさも無いことに気づき、どういうことだと身を起す。 見覚えの無い古い和室。 障子に光りが差しているのを見るに、朝の早い時間なのだろう。 空気が澄んでいる。 蒲団から出ようとして、体が思い通りに動かず、痛みが走るのを感じた。 それでも、光りに導かれるように畳を這い、障子に手をかける。 浅い薄青の空が綺麗だった。 あの日に見た、星の透ける空と同じような始まりの空。 それが急に歪んで、頬に水が滑るのを感じた。 たぶん、泣いているんだろう。 客観的にそんなことを思う。 あの日見た、あの空。 あの時泣けなかったことを、ぼんやりと思い出していた。 END